【2学期期末テスト対策】続・努力目標を具体的にすることで学習効率を上げる。

今日のお昼、私が以前勤めていた学習塾の先生が突然いらっしゃいました。

(写真は手土産としていただいたお菓子です。)

久しぶり会っていろいろ話をしたのもつかの間、その先生はTリーグ観戦に福井向けて出かけていきました。

ちょっと懐かしいひと時でした。

その先生が帰るのと入れ替わりで高1の生徒が自習に来ました。

暫くしていると高校生がどんどんやって来ます。

来週あたりから定期テストの始まる学校が多いですからね。

みんな勉強しに来てくれてうれしい限りです。

 

中学校では定期テスト前になると、「学習計画表」が生徒に渡されます。

生徒はこの表に学習計画を記入するのですが、よく書けている人、そうでない人、実に様々です。

私はまず、生徒が掲げた「テスト勉強の目標」を見るようにしています。

先日ブログで紹介したD君は「少なくとも3時間は勉強する」という目標を立てていました。

(参照:【2学期期末テスト対策】努力目標を具体的にすることで学習効率を上げる。

今日授業をやった中1のFさんの目標は「基礎の問題は解けるようにする」です。

私はなかなかいい目標だと思っています。

実際にFさんは、ワークの間違えた問題を繰り返し解いています。

(今日は英語のワークの復習をやってもらいました。)

この調子で解ける問題を増やしていってもらえれば、必ず結果につながるので頑張ってもらいたいと思います。

 

「勉強やってて何か『まずい』と思っているものある?」

授業の終わりがけに私が聞くと、

「この間学校の授業でやった理科の計算プリントがあまりわかりませんでした。」

と教えてくれたので、

「じゃあ金土日のどこかで教えるからプリント持ってきて。」

と伝えました。

(Fさんは当初、「わからないところを自分から質問できない子」とお母様が仰られていたので大きな変化です。」)

できないところを一つずつ消化していっているFさんの勉強姿勢は素晴らしいと思います。

 

「〇点目指す」という目標は立派ですが、「では具体的にどうするの?」が伴っていなければそれは「願望」にすぎず、意味のある目標とは言えません。

私は生徒たちに、

「ワークの問題を解けるようにできていれば70点は取れる。」

「90点以上取りたかったら応用問題もしっかりこなすようにしよう。」

と、目標点に対して何をどれだけやらなければいけないかという目安を提供したうえで、

「A君は少なくともワークの基本問題は解けるようにしてテストに臨もう。」

「Bさんは応用問題も含め、ワークの問題は完璧にしてテストに臨もう。」

「C君は学校のワークを早く終え、発展レベルの問題集まで完璧にしてテストに臨もう。」

と、生徒の学力に合わせて努力目標を設定しています。

何をやったらいいか明確になると、より力を発揮できますからね。

先ほど述べたFさんの「基礎の問題は解けるようにする」という目標を「いい目標」と私は言いました。

それは自分のなすべきことを明確にしているからです。

決して「願望」などではなく、達成すべき「目標」ですからね。

 

D君の「3時間勉強する」という目標も、もっと詰めていけばいい目標になるのですが・・・

この話はまたいつかしようと思います。

今日はこのあたりで^^

 

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