【2学期期末テスト対策】努力目標を具体的にすることで学習効率を上げる。

今週木曜日まで修学旅行に行っていた高2のC君からおみやげをもらいました。

修学旅行はとても楽しかったようです。

それは良かったのですが、戻ってきて「もうすぐ期末テスト」という現実を直視させられ、

「戻ってきてから何もいいことありません。」

「ずっとむこう(沖縄)に居たかったです。」

とぼやいていました。

気持ちはわかります^^; でもがんばりましょう。

 

今日から2週間、土日を使って2学期期末テスト対策を実施しています。

各々の生徒ががんばって勉強に取り組んでいます。

生徒たちの勉強の様子はまたお伝えするとして、今日は「テスト勉強の計画」についてお話ししたいと思います。

 

 

今週になって、植田中学ではテストの範囲票が出たので中2のD君に見せてもらいました。

範囲表と計画表が一体となっており、D君が「今回の努力目標」を書いていました。

D君は「少なくとも3時間は勉強をする」と書いています。

毎日3時間勉強することができれば大したものですが、そう簡単にできる者ではありません。

気になったのでD君に聞いてみました。

 

「『少なくとも3時間やる』って書いてあるけれど、本当にできるの?」

「これ、適当に書いたやつです。」

 

あっさり本音を言いました^^;

 

「何をがんばるかは具体的に考えた方がいいよ。」

「でも何も思いつきません。」

「『ワークの間違えた問題をできるまで繰り返し解く』とかでもいいんじゃない?」

「計画を考えたとき眠くて考えられなかったんです。」

「そんな状態で考えることが間違っているよ。」

 

テスト勉強で努力目標に「具体的に何をするか」を書くことができなければ、実際に努力することができません(これって仕事も同じです)。

「実際にこれをやるんだ」というところまで計画が立てられていると、努力することが容易になります。

D君には事前にもう少し話をしておかなければいけなかったと私も反省しています。

ですがまだ遅くはありません。勉強は始まったばかりです。

計画表を修正して学校に再提出することはできませんが、計画自体は改善することができます。

テストまでに何をしないといけないのか、明確にしておこうと思います。

 

定期テストで点数が取れるよう指導していくことはもちろんなのですが、生徒たちがしっかり自分で勉強の計画を立てられるように指導することも極めて重要だと考えています。

振り返ってみれば、自分も(特に中学生の時)、学校の先生に勉強の計画表を書いて提出するように指導されていました。

当時は「面倒だな」と思っていたのですが、こういう積み重ねを経ることで計画を立てられる人間に育っていくのだと、自分が指導する側になってよくわかりました。

面倒だと思う日常の何気ない指導の中に、大人になっていくために欠かせないことがいくつもあるのだと思います。

生徒たちの成績を上げるのと共に、成長を促すような指導をしていきたいと思います。

 

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