上位の生徒ほどがんばっている

今、新中2の1人が自習をしています。

愛知全県模試の過去問をやっています。

 

2月下旬から5教科のおさらいをやっていました。

先日、それをちょうど終えたところです。

正確に言うと、「テキストを終えた」ではなく、「テキストの全ページ正答率9割以上に達した」です。

そのうえで全県模試の過去問に取り組んでいるわけです。

 

学校の成績ですか?

もちろんいいですよ。

これだけやれる生徒ですから。

 

でもどうなんでしょう。

こういう生徒って、「あの子はもともと頭がいいから・・・」なんて思われていそうですね。

 

前にこのブログでも書いたかもしれません。

知り合いの塾長(マラソン好き)が言っていたことです。

 

先頭の苦しみは誰にもわからない。先頭の表情は誰も見ることができないから。

 

先頭の人がどれだけ苦しい表情で走っているか。

勉強のできる生徒がどれだけ勉強をしているか。

見えにくいものなんですよね。

でも考えてみてほしいんです。

いくら勉強ができるからといって、教科書も見ず、先生の説明も聞かず、突然「墾田永年私財法」なんて閃くはずがない!

どこかで勉強しているんですよ。

それを忘れないようにしている。

忘れたら調べて思い出している。書いて練習している。

だからできるんですよね。

 

この生徒がやっていた社会のテキスト、結構間違いがあったんですよ。

それを何度もやり直して覚えた。

時間をかけて。

 

「もともと記憶力がいいんだ!」

 

なんて言わないでくださいよ。

そりゃあ記憶力が悪くはないでしょう。

でもその記憶力、どうやって手に入れたと思っているんですか?

これまで何度も何度も覚えては忘れ、また覚え直して・・・

繰り返し練習をしてきたから覚えられるようになっているんです。

 

「暗記は苦手です。」

 

と言う人ほど、1回で覚えられると思っている。

1回で覚えられないから簡単に苦手という。

違うんですよね。

できる人ほど「1回で覚えられないのなんて当たり前だ」って思っているのです。

 

先頭で走る人を追い越すには、まず想像しないといけないんですよ。

どれだけ追い込んで走っているかを。

そしてそれ以上自分を追い込んでこそ、上位に行けるってもんです。

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