今日は小4のV君とWさんに概数の指導をしていました。
2人とも、四捨五入は正しくできるようになっています。
ただ、四捨五入の範囲に関する問題で苦戦しています。
問題
百の位までの概数にしたとき、4800になる整数の範囲を求めます。次の( )にあてはまる数字を答えてください。
(1)( )以上( )以下
(2)( )以上( )未満
こんな問題です。
順序だてて考えてもらっているのですが、かなり難しいようです。
(小学生はよくつまずくところですからね^^;)
「百の位までの概数にしろって書いてあるから、どこで四捨五入するかはわかる?
「四捨五入して4800になるのってどんな数か、10ずつ小さくして考えてみよう。」
こんなふうに説明し、少しずつ考えていってもらうと正解にたどり着けました。
あとは、「以下」と「未満」の違いを解決しなければなりません。
「以下はその数字と等しいか、それより小さい数。未満はその数字より小さい数だよ。」
普通の説明ですね。
ただ、これはV君もWさんもわかっています。
わかっていて、どう答えていいか、問題に答えるときにはわからなくなってしまうのです。
私は、4810、4820、4830・・・と、4800から10ずつ大きくした整数を書いていきました。
「さあ、十の位を四捨五入して4800になるのはどこまでかな?」
「『以上』はその数まで含まれるけど、『未満』はその数を含まないから注意してね。」
といった話をしました。
それでも戸惑うことはありましたが、なんとか正解にはたどり着いてもらえました。
授業ではここから類題演習を行い、ちゃんとできるかどうかチェックをしました。
これでちゃんとできれば問題は無いのですが・・・、やはりまだ何度か間違えてはいました。
あとは練習するしかありませんね。
暫くの間、気を付けて見ていこうと思っています。
この問題、中1でも似たようなものが出題されます。
この機会にぜひマスターしてもらいたいと思います。
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