【高校生指導】実際の行動パターンによって学習意欲は変化します。

今日、水曜の授業を休んだ高2のB君の振り替え授業を行いました。

B君は金曜にレギュラーの授業が入っているので、今日は2コマ受講になります。

振り替え自体はいいのですが、私はB君のことがちょっと気になっていました。

 

実はB君、先週も水曜をお休みし、金曜に2コマ受講になっていました。

さらにいうと、8月末の授業でも少し欠席が目立っていたのです。

私は、

 

「授業は振替できるからいつでもやれればいやってなって、勉強の優先度を下げているんじゃないかな。」

「この行動パターンは客観的に見て『やる気がない』状況だから、放置しておくと勉強に対する意欲がどんどん低下していくことは間違いない。何とかしないと。」

 

と感じていました。

塾に行くというのははっきりいって面倒くさいことです。

面倒くさいながらも塾に足を向けるということは、やる気のある証拠です。

いや、正確に言うと、

 

「わざわざ塾に足を向けているという面倒な行動を取っている。」

「そんなことをしているのは自分にやる気があるからだ。」

「自分にはやる気があるんだ。」

 

と、行動していることがやる気につながっていきます。

B君の状況はこの真逆ですからね。

だから私はこのことをB君に話し、行動を改めるように言いました。

とりあえず翌日の土曜日、一度塾に来ることを約束させました。

そして来週火曜日も学校帰りに塾に立ち寄ることを約束させました。

その場でスマホに予定を入れさせ、リマインダー機能をオンにもさせました。

あとは細かくメールはしていこうかなと思っています。

 

B君にはとりあえず塾に来るようにだけ言っていて、塾での勉強時間に関しては何も言っていません。

勉強時間は10分程度でも最初はいいと思っています。

それは塾に足が向くようになれば自然と解決していくことだからです。

最低〇時間以上やっていけ、なんて指示をすると、塾へ来るハードルも高くなりますから。

やれるだけのことはやって、B君の学習習慣を改善させていきたいと思っています。

 

———————————————
こざかい学習塾
〒468ー0051
名古屋市天白区植田3丁目1505
OMレジデンス植田1階
TEL 052-846-3222 FAX 052-846-3233
web https://kozakai-juku.com/