タイトルの通り、今週の授業では中学生に、教科書の英文をしっかり覚えるように指導をしています。
やることは簡単です。
まず、教科書の本文を見て、スムーズに訳を言えるよう何度も練習をしてもらいます。
（本文の和訳と新出単語の意味はプリントにして渡しておき、これを見て練習してもらいます。）
適当に時間を取って練習をしてもらった後、タイマーを使って時間を計り、目標タイムを切っていたら、今度は新出単語の書き取り練習をしてもらいます。
この練習は、本文の新出単語がある部分にマーカーで線を引き、赤シートで隠してやってもらいます。
いきなり隠してもできないので、最初は何回か見て書き取りをしてもらい、適当なところでシートをかけてやってもらいます。
そこれもできるようだったら最後は、日本語訳を見ながら本文を丸々書けるかどうか、英作文の練習です。
（本当は、途中で音読練習も入れたいのですが、これは授業の中ではカットしています。）
私は生徒たちに、
「まず、本文の意味はサラサラ言えるように、内容を理解してほしい。」
「次に教科書の本文を英語で読む練習をし、シートで隠した状態で新出単語が書けるようにする。」
「最終的には日本語訳を見て教科書の本文をしっかり書けるようにする。テスト前にここまでできるよう、目標をもって練習をして。」
と言っています。
こう言うと大抵の生徒は、
「そんなの無理です。」
という反応をします。
勉強が苦手な生徒は、宿題やワークなどを期限までにやることはできても、ある一定のレベルになるまで何かを徹底的に練習するということができないという特徴がありますからね。
なので、「教科書の本文を〇回書きなさい。」ということはできても、「書けるようになるまで練習しなさい。」と言われると、途端に諦めモードになってしまうわけです。
でも、授業の中で強制的にやらせると、「やってみると意外といける。」ということがわかるので、少しずつ意欲が出てくるようです。
そうなれば後は自分一人でもやっていけるようになりますからね。
自分でちゃんとやっていけるよう、サポートしていきたいと思います。
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