英語が苦手な中学生の特徴の一つに、疑問詞を使った疑問文を作ることができないということがあります。
例えば、
次の文章の下線部が質問の回答になる疑問文をつくりなさい。
I play tennis after school.
のような問題で苦戦をします。
たいていこういうとき、
「疑問文を作る前に、この英文、どういう意味かわかる？」
と確認をします。そして、
「じゃあ、『放課後です。』って答えになるような質問ってどんなのかわかる？日本語でいいから。」
と声をかけます。
そのうえで、疑問詞を使った疑問文の作り方を説明していきます。
たいていの生徒は疑問文を作ることができないのではなく、問題の意味を理解できていませんからね。
疑問文の作り方はやり方を知ってもらい、ルール通りやってくれれば割と機械的にできます。
ちょっと練習は必要ですけれどもね。
夏期講習でこの疑問詞の単元になると、英語が苦手な人はかなり多くの間違いを犯しています。
しかも、学年問わず、英語を苦手としている生徒は全員です。
英語を苦手としている人はつまずくところが共通しているので、これをしっかり修正させていきたいと思います。
そういった指導に、夏休みは最適ですからね。
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