【高校生指導】センター試験の問題を制限時間内に解く練習。

先日、高3のR君にセンター試験の過去問を解いてもらいました。

数列の問題を時間制限なしで解いてもらったところ、何とか7割を超える点数は取ってくれました。

R君はこの過去問を解く前に、数列の基礎問題演習を一通りやってくれています。

そこ効果が出ていたのでしょう。よくがんばってくれたと思います。

しかし、このままでは時間が足りなく、本番では合格点を取ることは望めません。

私は、最終的にどのくらいのペースで問題を解かないといけないかを知ってもらうために、

 

「配点を考えると、数列は12分くらいで解かないといけない。今、問題の解き方はわかったと思うから、次の授業で制限時間12分にして解いてみよう。」

 

と、提案をしました。

 

「わかりました。そのつもりで練習してきます。」

 

R君はそう言って、その日は帰っていきました。

 

「家でやってみたんですけど・・・」

 

そう言いながら、R君は次の授業にやってきました。

なかなかうまくいかなかったのでしょうか。

12分という時間制限は結構厳しいですからね。

解き始める前に、問題を解いていく流れを簡単におさらいしました。

そして、時間を計ってスタートです。

 

12分の時間制限の中で、20 点中 17 点を取ることができました。

優秀な結果だと思います。

 

「これ、解き方を迷っている余裕ないですね。解き方をわかっていてこれですから・・・。」

 

R君がこう言います。

 

「そうかもしれない。でも、できたね。できなかったら勉強のやり方を根本的に考え直す必要があるけど、その必要はなさそうだ。」

「センターの過去問や、予備校が出しているセンター形式の問題、マーク模試の問題を、今回やってみたように練習していけば必ずできるようになるよ。センターは似たような問題が出るから。」

 

私はR君にこう返事をしました。

地道な練習になるので大変ですが、やっていれば必ず力はついてきます。

 

似たようなことを、高3のSさんにも実施しました。

SさんにはセンターⅠAの問題を使って練習してもらいました。

同様に、基礎練習が終わり、7割は取れるようになった問題を一度しっかり解き直し、改めて時間制限をつけて解いてもらったわけです。

18分が目標タイムのところ、1回目は60分程度(この時は制限時間を設けていませんが)、2回目は40分程度、3回目で18分を切ることができました。

やはり、やればできるんだなあということを指導していて感じました。

がんばってもらいたいと思います。

 

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