【中学生指導】宿題はただやればいいわけではない。何のためにやるか考えよう。

ゴールデンウィークが明けて最初の授業では、出していた宿題のチェックから始めています。

もうすぐ1学期中間テストのテスト期間が始まるので、ゴールデンウィークの宿題は、テスト範囲になるであろう内容の、前半部分のものを課していました。

宿題を見てみると、どの学年の生徒も数学はまずまずよくできているようです。

(計算がメインということで、習熟度が高いのだと思います。)

一方英語はミスが目立っています(特に2,3年生で)。

中2は be 動詞の過去形、中3は受け身を宿題にしていましたが、どちらも be 動詞の使い方に関する間違いが目立っていました。

これまで学んできたこととの整合性が取れておらず、まだまだ練習する必要性を感じています。

 

さて、そんな中、中3の U 君の数学の宿題をチェックしたときのことです。

全体的に見て、まずまず良くできていました。

一部の発展問題を間違えていましたが、間違えたこと自体は問題ありません。

これから直していけばいいのですから。

ただ、やり方には問題がありました。

 

「この間違えた問題、赤ペンでバツを付けているけど、解説は読んだの?」

 

私は U 君に聞きます。

痛いところを突かれたからでしょうか、U 君は苦笑いをしながら

 

「読んでいません。」

 

と白状をします。

私はもう少し話をしました。

 

「宿題はただやればいいんじゃないよ。やってみて、わからなかった問題は解説を読んで理解するようにしないと。」

「読んでもわからなかったら仕方ないし、その時はちゃんと教えるけど、自分で理解しようとすることができなければ、いつまでたっても自分で勉強のやっていける人になれないよ。」

「中学での勉強を通じて、そういうところを良くしてほしい。」

 

高校生になり、大学生になり、仕事をするようになっても自分で勉強できるようになっていないようでは困りますからね。

定期テストで点を取れるようになってほしいことはもちろんですが、大人になってからも自分で勉強をしていける人になってほしいので、やれることは自分でやっていくという力を、中学での学習を通じて身に付けてほしいと思っています。

 

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