【中学生指導】理科の苦手分野、この春のうちに克服を

生徒が良く苦手とする理科の内容といえば、中1だと「密度・質量パーセント濃度の計算」「反射・屈折・レンズの作図」「圧力・浮力の計算」「地震の伝わる速さの計算」あたりでしょうか。

中2だと「化学反応式」「化学反応の質量計算」「電気回路(オームの法則・ジュール熱)」といった内容が加わります。

春期講習中の理科では、これら苦手分野を集中的に演習するようにしています。

 

最初は単純に公式をあてはめれば解けるような問題です。

それでも単位を適切に変換せず、間違えてしまうことがあります(㎤を㎥に直さず圧力を計算したり)。

そういった点を注意して指導し、慣れてきたら徐々に公式を変形して答えを求める問題を扱っていきます。

数学で「方程式」が苦手な生徒はここで詰まるので、計算のやり方をしっかり教えています。

これがクリアできると、基本的な問題はある程度解けるようになるので、定期テストでもそこそこ問題が解けるようになります。

 

ここから先は、問題がやや複雑になってきます。

例えば、「ある食塩水に水を加えて濃度が〇パーセントになったとき、加えた水の質量を求めよ。」といった具合に、2ステップ以上の計算をしなくてはいけない問題です。

一般的に「文章題が苦手」という生徒がここで壁に当たります。

この壁を突破するのに特効薬はないので時間がかかってしまいます。

理科が苦手な生徒の場合、このレベルの対策に時間を費やすよりは、他分野の公式+αで解ける問題をどんどんやっていたほうが、全体を見てみればできることが増やすことができます。

なので後回しにすることが多いですね。春期講習は時間も限られていることですし。

何が何でもやらないといけなくなった時、その時は本腰を入れて指導に当たります。

 

春期講習は数学・英語を優先しているので、理科に使える時間は限られています。

生徒によっては引き続き、休み明けに課題を出して勉強を続けてもらうことになりましたが、最低限、やりたかったことはやれています。

苦手だからと言ってろくに勉強することなく逃げてしまうのはいただけません。

冷静になって見直してみれば、案外やれることがあったりするものです。

これをわかってもらいたいなと、春期講習では力を入れて指導しています。

 

残りあと2日。

がんばって指導していこうと思います。

 

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