春期講習の内容は生徒によってやることは多少変わりますが、だいたい、数学に最も多くの時間を割いています。
理由は簡単、数学は1問を解くのに時間がかかるから、また、解説を読みながら一人でやってもわからないものはわからないことが多いからです。
続いては英語。
英語は基礎の積み上げが最も大切な教科であるため、春休みのうちにおさらいをしておかないと新年度になってからの学習で苦労してしまいます。
そして国語。
余裕があるこの時期には、文章をどう読んで、どう答えていくかという、国語(特に読解問題)についての考え方を教えています。
(参照:答えの根拠は本文中あることを伝え、国語で「何となく」答えることから脱却させたい。)
理科は全範囲をおさらいするというのではなく、圧力の計算、音の計算、溶解度の計算、質量パーセント濃度の計算など、生徒が苦手とする分野をピンポイントで指導しています。
漠然とした苦手意識を払しょくしてもらえたらなと思っています。
社会は教材を準備し、やり方を説明して家庭学習で進めてもらうようにしています(数学や英語の授業数を増やすため、やれることは宿題でやってもらうようにしています)。
以上が春期講習の指針で、これに加え、実際に授業では、わからなかった問題の解説と解き直しの指導をしています。
わかっても解けるとは限りませんし、答えを直したからと言って覚えたとは限りませんからね。
確認することが大切です。
次々に問題を解いていると、時間がたつのはあっという間です。
時間を大切に、集中して勉強していってもらいたいと思います。
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