【高校生指導】現在学習していることに並行して過去の復習をやっていく。

今日は高2の C 君に体験授業として数学の指導を行いました。

C 君自身は受験を意識して勉強をしているそうです。

ただ、成果としてはあまり表れていません。

 

「まだまだ受験についての認識が弱いのかな。 」

「そして受験がどういうものかわかっていないのかな。」

 

私はそんなことを感じながら、今日の体験授業を行いました。

扱った内容は「微分法・積分法(数Ⅱ)」です。

C 君の前回のテストで扱った分野で、あまり出来が良くなかったところです。

とりあえずテストの問題を見せてもらい、できていなかった問題の基礎にあたる問題を、C 君の問題集から探して解いてもらいました。

そしたらこれができない・・・

そこで私は、問題を1つ、例題として解き方を見せてあげました。

すると C 君はサッサと解くことができました。

続いてレベルを1つ上げて問題演習です。

このときも1問は例題として私が解き方を見せてあげました。

そうするとやはり C 君は解くことができます。

といった具合に何問か進めていき、ついにテストで解けなかった問題のレベルにまで到達し、その問題の解き方を私が見せてあげました。

C 君はやっていることは理解するのですが、自分でやろうとするとうまくいきません。

この原因は数学Ⅰの2次関数にありました。

そこで私は C 君に、

 

「この積分の問題、実際に積分をする前に、2つの関数の大小関係はどうなっているか、どこで交わっているかをグラフを描いたりして先に調べておかないといけない。」

「これは数Ⅰの2次関数の内容で、今、これができないということは、2次関数の基本が身についていないということなんだよ。」

「学校で使っている問題集でいいから、受験に向けてちゃんと復習をしておかないといけない。」

 

と話をしました。

しかし、話はそれだけではありません。

 

「復習は大切なことだけど、そればっかりやっていればいいってわけではない。学校の授業は進んでいくから。」

「今やっていることをおろそかにすると成績は確実に下がるから、推薦入試やAO入試をの選択肢を捨てることになる。」

「だから、今やっていることを大切にしつつ、その分野に必要となる基礎の部分をうまく集中的に復習していくような勉強をしていくのがお勧めかな。」

 

ということまで話しました。

C 君には推薦入試やAO入試も含めた様々な入試パターンについても説明をしました。

その中で、最も良い選択をしてもらいたいと思っています。

 

「もしうちの塾に入ることになったら、どういった勉強をしていくのかは普段の授業で教えていくから。」

 

そういって体験授業を終えました。

(勉強の進め方について体験授業で教えられることは教えますが、実際には一緒にやってみて、試行錯誤しながらでないと本当にいい進め方というのは伝えられませんからね。)

 

体験授業が C 君の役に立ってくれれば嬉しいです。

 

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