【小学生指導】「解けない」と思ってしまうことは算数の大敵。

先日、ある保護者の方からチョコレートの差し入れをいただきました。

ありがとうございます。

家で食べるだけでなく、仕事をして疲れた時にも食べています。おいしいです。

 

今日は新小4になる Z 君の算数の授業の様子を話をお話しします。

Z は計算は良くできています。

それに比べると文章題は少し弱いですが、それでもまずまずできている印象です。

Z 君の課題は、何か特定の分野ができないとかそういうことではなく、ある一定レベル以上の問題、自分で解けないと思った問題に出会ってしまうと、何とか解こうとする意欲が急激に落ちてしまうことです。

まあ、こういうことは小学生なら誰でも多かれ少なかれあるものです(特に勉強が苦手な生徒)。

Z 君の場合、基礎~標準レベルの問題ならちゃんとできるので、かえってこの弱点が目立ってしまっているというわけです。

これ、算数をやるうえでは大敵なんです。

 

算数や数学では、「解けない」と思ってしまうと、授業で習ったこと、前にやってみてうまくいった方法、さっき解いた例題の方法など、これまでにやったことのある方法で、「試しにやってみよう」ということが全くできなくなってしまうのです。

そうなると、問題の解き方を思いつくのは絶望的です。

「解けない」と思ってしまった小学生にはいくら理屈を説明してもあまり効果が無いので、

 

「じゃあこれだけやってみようか。」

「これならわかる?」

 

と、手順を一つ一つ細かくして、「まあいいからこれをやってみなさい。そうすればできるから。」というスタンスで、一緒にやっていってあげることが大切です。

そのうち、「前こうやったらできたから、この問題でもやってみようかな。」と思えるようになってきます。

(かなり長い道のりではありますが^^;)

 

今日の Z 君は、単位の変換問題(L⇔dL⇔mL など)で苦戦をしていました。

かなり弱音もはいていたのですが、1kg=1000g、1L=100mL、1dL=100mL といった基礎を確認し、位をそろえて問題を書き直してあげることで何とか解いていってくれました。

いつの日か、

 

「ああ、こうやってやればいいんだ。じゃあやってみようかな。」

 

と思ってもらえれば、飛躍的にできるようになるでしょう。

その日が来るまで、粘り強く指導を継続したいと思います。

 

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