【小学生指導】図形の問題を一歩ずつ・・・

もうすぐまとめテストがあるという小5の F 君、「面積」の分野が苦手ということで、今日は面積の復習をやってみました。

 

まずは基本の公式のおさらいから。

三角形、平行四辺形、台形、ひし形と、面積を求める公式を一通り確認しました。

ひし形の面積を求める公式だけ、÷2を忘れていましたが、他は問題ありませんでした。

続いて公式を使って面積を求める問題。これもほぼ問題ありません。

三角形が分かりにくくなっている問題でたまに手こずることがありましたが、基本的によくできています。

 

パターンを変え、面積のわかっている図形の辺や高さを求める問題。

理解は出来ていますが、図形が三角形であると ×2 をし忘れて答えをよく間違えてしまいました。

(三角形の面積=底辺 × 高さ ÷ 2 なので、底辺=三角形の面積 ÷ 高さ × 2)

よくできているだけにもったいない。

さらにレベルを上げ、様々な条件を使って辺の長さや高さを求める問題まで演習しました。

このあたりになるとノーヒントで解くことが難しくなってきていましたが、ヒントを与えれば何とか解いてはくれていました。

それだけできれば十分です。

 

ある程度難易度の高い問題まで扱いましたが、思ったより早く終了したので、苦戦した問題を中心にもう一度解いてもらうことにしました。

そのとき F 君は、

 

「えっ」

 

という反応をしました。

おそらく、一度解いた問題をもう一度解きなおすよう指示されるとは思っていなかったのでしょう。

まだまだ反復練習が習慣にはなっていないのでしょう。

これから改善していかなければと感じています。

 

いろいろと課題を上げてしまいましたが、F 君はノートの取り方、途中式の書き方など、算数をしていくうえで大切な基本を既にしっかりと身に付けています。

コツコツ努力を続けていけば、ぐんぐん成長していくと私は信じています。

F 君の成長に期待しています。

 

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