【中学生指導】気軽に質問される存在であり続けること。質問は信頼のバロメーター。

塾へ入ったならわからないことをどんどん質問するといいと思うのですが、中学生だとなかなか自分から質問ができない人も多いです。

もともと引っ込み思案で質問ができない生徒。

何がわからないのかわからないのでうまく質問できない生徒。

変な質問をして「バカだ」と思われたくないので質問できない生徒。

理由は様々です。

そのあたりのことはよくわかっているので、

 

「質問ない?」

 

と、私から声をかけるようにしています。

すると大抵の生徒は、

 

「実は、・・・」

 

と、質問があれば何かしら教えてくれます。

 

今日も朝から来てテスト対策を頑張っている中2の V 君。

彼は非常に声が小さい生徒です。

何人かで教科書の音読をやったりすると、耳を澄ませてもその声が聞き取れません。

V 君は声の大きさから引っ込み思案タイプに見える生徒なのですが、意外とおしゃべり好きで、質問も良く自分からしてきます。

といっても、何人か生徒がいる教室で、

 

「先生!」

 

と、私に声をかけることはできる生徒ではありません。

質問があるときは必ず、

 

「僕、先生に質問したいです。」

 

というオーラを発するので、私がそれを見て、

 

「何か質問あるの?」

 

と声をかけて近寄っていくところが質問のスタートです。

ワークの問題を解いていてわからないことを聞いてくることに加え、ここ最近では

 

・数学の証明問題の文章の書き方の確認。

・「fast」と「early」、「big」と「large」の違いについて。

・治外法権に関する記述問題の解答についての確認。

・「電子」に着目した「導体」と「絶縁体」の違いについて。

 

と、様々なことを V 君は聞いてきます。

それだけでなく V 君は、

 

「ここで間違えてしまいました。」

 

と、自分の解いた形跡をよく自分から見せてくれます。

気軽に声をかけてくれるので教えていて嬉しかったりします。

 

 

質問があるかどうかは信頼のバロメーターではないでしょうか。

塾で生徒を教えていて、生徒から質問されなくなったらおしまいだと思って指導しています。

 

「この先生に聞けばきっとなんとかしてくれる。」

 

そう思ってもらえる人物でいられること。大切にしていきたいと思います。

 

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