正しい努力をすれば必ずできるようになります(全統模試を終えて)

台風が近づいているせいか、今日は少し湿度が高いような気がします。

夜、少しだけ雨も降りました。

生徒の行き帰りの時間とずれていたので良かったですが、これからの天気が心配です。

何事もなければいいのですが。

 

今日は昨日の河合塾全統模試を受験したN君が問題と解答を持ってきてくれたので、模試の振り返りを行いました。

 

今日の記事では数学についてのみ紹介します(英語はまだすべてを振り返れていないので)。

数学については、全体的に「落としてはいけない問題」をカバーできていました。

ですが、非常にもったいないミスもいくつかしていました。

一つは「円順列」の問題。

試験後に振り返ってみれば公式を使うだけの簡単な問題だったのに、試験中はなぜか変な計算をしてしまったとのこと。

続いて虚数解を含む2次方程式の問題。

答えまで出せていたのに、x の解が実数のみだと勘違いしていたため解答欄に書かなかったのです。

最後に点と直線の距離の問題。

円の中心とある直線の距離を出す問題ですが、「点と直線の距離」の公式を使えばできることに気が付けなかったそうです。

 

N君はこの夏休み、数学の勉強にかなり力を入れていました。

難しい問題にもいろいろ挑戦していたので、「数学の勉強が辛い」と言っていました。

それだけがんばったのに、先ほど説明したような簡単なミスをしてしまったことにショックを受けていました。

でも、前回のテスト結果を調べてみると、点数はかなり上がっていそうなことに気が付きました(1.5倍くらい)。

現段階では偏差値がわからないので正確な評価はできないのですが、普通に考えて偏差値が上がっていないようには思えません。

「勉強した分だけしっかりできるようになっているよ。」

と、私はN君に伝えました。

 

後からN君に聞いたのですが、N君はこざかい学習塾に入塾するまで模試をしっかり見直したことが無かったそうです。

模試の問題は全て難しいと思い込んでいて、基礎さえ身に付ければすぐできるようになる問題があることもわかっていなかったのです。

だから最初から無理だと思って模試に対する勉強のモチベーションが出なかったそうです。

今回の好結果がモチベーションになれば、これほど力強いものはありません。やればできるのです。

 

英語については明日のブログで紹介したいと思います。