本日は午後2時から高2の塾生を対象とした英文法集中講座をやりました。
途中休憩を1時間ほど取りましたが、終了したのが8時過ぎだったので5時間ほどの長丁場で、正直、非常に疲れましたが、私などより生徒のほうがずっと疲れたていたと思います。
よくがんばってくれたと思います。
今日はこの英文法集中講座のことをお話ししようと思います。
英文法は英語力向上のの基礎になります。(公立中学校での教科書は、いつの頃からからか文法事項の説明少なくなり、会話文中心の構成になりました。英語のコミュニケーション力向上の為という考え方からなのですが、弊害とし文法力が身につかない生徒が多くいるのは問題だと思っています。)基礎ががっちり固まれば、その後の勉強のはかどりは何倍にもなります。
{参照:英文法をマスターするには(高校生編)}
(特に英語が苦手な人には)この基礎を独力で習得するのは非常に大変です。
独力基礎の習得に挑戦し、途中で挫折して中途半端に終わる→また改めて挑戦して挫折・・・、となってしまっては、より英語が嫌いになってしまいます。
そこで私は、
①英語が苦手な人でも無理なく・解りやすく受講することができる。
②途中で挫折しないよう、講師がモチベーションの維持に努めながら全内容を解説する。
③今後の勉強が早くにはかどるように短期間で完了する。
という講習を企画しました。
効果が高い講習の内容を創るにあたり、まずはテキストの選定です。
この講習は普段から指導している塾生を対象としたので、彼らに合った最適な1冊を決めることができました。
いろいろ悩んだのですが細かい枝葉の内容を教えるのではなく、英語の「考え方」のようなものを知ってもらった方が今後の勉強に役立つと考えて選んだ1冊です。
私が全内容を解説し短期間でi一気に講習を完了させたい思いがあったので、対象とする生徒に予め打診をし、全員が半日は時間がとれる日を講習日としました。
講習を行ってもその内容に生徒がついてこれなくなっては意味がありません。
生徒の理解を確認しながら進行する講習にするため授業に遅れが生じる可能性があること、時間内に終了しなかった場合さらに別の日程で追加授業を行うこと、この2つをあらかじめ生徒と保護者には説明しました。
生徒・保護者ともに私の意図とすることをご理解していただき、ご納得していただいたうえで受講のお申し込みを得ることができました。
あとは私がしっかり準備をして授業をするだけです。
実際の授業は基本英文を生徒に和訳してもらい、それを私が解説しながら文法事項を説明するというスタイルで行いました。
授業は長時間に及んだにもかかわらず、生徒たちは時間が長かったにもかかわらず集中力を切らさずに私の解説を聞いてくれました。
本日解説をした内容は、
1.英語の基本形(文型と動詞)
2.時制(現在形、現在進行形、過去形と現在完了形、未来を表す表現)
3.仮定法(仮定法過去、仮定法過去完了)
4.準動詞(不定詞、動名詞、分詞構文、過去分詞)
5.関係詞(関係代名詞、関係副詞)
になります。(これだけの内容についてきてくれた生徒のがんばりには本当に頭が下がります)
テキスト全体の80%以上は完了です。残りは日を改めて解説しますが、そう時間はかからないでしょう。
この夏、生徒たちは様々な課題に取り組んでいます。
英語の学習をする際に本日学んだこと活かしてもらえれば、講習を実施した者としてこれ以上の喜びはありません。
また、私の提案した講習に理解をいただいたこと、受講することに納得していただいたこと。
感謝の気持ちでいっぱいです。