名古屋では１８時ごろ雨が降ると言っていた本日の天気予報、ズバリ当たりましたね。
そしてすぐに雨が上がりました。これも当たっています。
通勤・帰宅時間は雨が降らないだろうと自転車で来ましたが、これだけしっかり当たってくれると本当に助かります。
今週は中学・高校で中間テストがあったため、本日の授業の多くはテスト前に振り替えて行っていました。
ですので本日は、先週までにテストの終わった高校生と小学生の授業だけになり、生徒も少なめで塾は静かな感じでした。
落ち着いた雰囲気だったからでしょうか。小学生のNさんが、
「先生、大学って普通行くの？」
と、素朴な疑問をぶつけてきました。
「普通かどうかはわからないけれど、先生の小学校・中学校の友達は、半分くらい大学に行って半分くらい行かなかったかな。田舎だったし。でも、今はもっとたくさんの人が大学に行っていると思う。」
そう答えるとNさんは、
「大学に行っても算数ってやらないといけないの？」
と聞いてきます。Nさんは算数が嫌いなので、やはり気になるようです。
「小学校や中学校と違って、専門に勉強する教科を決めるんだよ。算数や理科を専門に勉強する人は大学で算数をやるけど、国語や社会を専門で勉強する人はやらないかもしれないね。」
私なりにわかりやすく説明してみました。
それなりにわかってもらえたからでしょうか。Nさんは気になることをいろいろと聞いてきます。
（まあ、目の前の割り算をやりたくなかったから話をつづけたのかもしれませんが＾＾；）
Nさん「大学って東大が一番頭がいいの？」
私「大学って勉強することがバラバラだから、どこが１番かって決めにくいんだよ。例えば、今年のノーベル賞をとった人って新しい癌の薬を発明した人なんだよ。他にはこれまで、新しいLEDを発明した人もノーベル賞取っているんだけど、癌の薬を発明した人とLEDを発明した人ってどっちが頭いいかって比べられないでしょ？だからどこが１番かはよくわからない。まあ、東大は頭のいい人が多いけどね。」
Nさん「大学って専門は１つしか勉強できないの？」
私「基本的には１つだけど、授業はいくつか選べるんだよ。小学校はどこのクラスもやることは同じだけど、大学の場合、例えば理科を専門にする人は、「理科の授業４つと算数の授業２つは必ず受けなさい。残りの時間割の中から国語と社会を取ってもいいよ」っていう風に決められているの。算数を専門にすれば算数の授業が増える。」
Nさん「大学で家庭科とかってあるの？」
私「あるよ。例えば栄養のことを勉強して、赤ちゃんの成長にいい栄養は何か。病気の人にいい栄養は何か。お年寄りにいい栄養は何か。スポーツをする人にいい栄養は何か。っていうことを勉強したりするの。スポーツにもいろいろあるから、筋肉をたくさんつけたい人の栄養を考えたり、背を高くしたい人の栄養を考えたり、いろいろある。家庭科だけじゃなく体育を専門に勉強することもできるよ。」
わかってもらおうと思って、かなりザックリとした説明をしました。
いろいろ質問してくれたということから、それなりに伝わったのではないかと思います。
Nさんが将来何をやるのかわかりませんが、「こんな勉強もあるんだ」と、少しでも興味を持ってくれたらうれしいですね。
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