生徒に応じて宿題を決める。

知識の定着のためには宿題が欠かせません。

こざかい学習塾では生徒に応じて、やってこれそうな難易度・量の宿題を課しています。

皆よくやってきてくれていますが、中には忘れてしまう生徒もいます。

そんなときは状況に応じていろいろな対応をしています。

 

本当にうっかり忘れているだけだったら次回授業に持ってこればOK。

明らかにやる気がなくてやってきていない場合や、宿題忘れが続く場合は授業をせずそのまま帰らせて後日振替授業。

宿題をする習慣ができていない生徒は教室に呼んで自習をさせる。

こんな感じです。

 

今日は高1のD君が数学の宿題を忘れました。

D君の宿題忘れは今日が初めてでしたし、反応を見てみると本当にうっかり忘れてしまっているだけのようです。

D君はよく自習にも来る生徒なので、今日までの宿題は明日教室に来てやってもらうこととしました。

次回までにやってきてもらっても良かったのですが、宿題→チェックの回数はなるべく多くしたいので、やはり自習に来てもらうことにしました。

問題演習後のフィードバック(要するに宿題のチェック)はなるべく早く、そして細かくやった方が効果的ですからね。

 

「宿題」と聞くと、人によっては「学校の宿題だけで精いっぱいなのに、塾の宿題までやれない」と感じてしまう人がいるかもしれません(特に高校生)。

しかし、そこは安心してもらって構いません。

 

まず高校生について。

高校生の場合、学校の教材を宿題にすることがほとんどです。

宿題というよりは、「学校の教材を計画的に進むよう、次回授業までの目標を決めている」という感じですかね。

毎回の授業でちょっとずつ進めていればテスト前に焦らなくて済みます。

あまり貯めこまないように、次回の授業までにどれだけ進めるか相談して決めていたうえでやってきてもらっています。

 

中学生についても同様ですが、高校生に比べると学校の宿題が少ないので、塾のテキストを宿題にすることが増えます。

例えば、「学校のワークの問題を授業でやり、それと同じ内容を塾のテキストから探してやってきてもらう。」といった具合です。

(逆に、学校のワークを宿題として進めてきてもらい、間違えた問題の類題を塾のテキストから探して授業で解いてもらうこともあります。)

もちろんこれは生徒の学力と、学習習慣に合わせて決めています。

学校のワークをやるので精いっぱいの人は、「授業で学校ワークの奇数番号の問題だけやって、偶数番号の問題を宿題とする。」としたりします。

 

小学生の場合は塾のテキストをメインに進めています。

塾のテキストだと直接書き込みやすいということがありますからね。

計算ドリルはテスト前など、必要に応じて使っています。

 

生徒に応じて宿題を決めてやってきてもらい、それをチェックするのって手間ではあるんですが、個別対応指導の重要では大切なことです。

これからも丁寧に宿題を出していきたいと思います。

 

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