【中高生指導】それぞれの生徒に必要なことを見極めて丁寧な個別対応指導を

今週の月・火は植田南小学校の修学旅行でした。

修学旅行に行った6年生は今日学校が休みです。

小6のB君は今日、休みを利用して振り替え授業にやってきました。

B君に聞くと修学旅行から帰ってきたのもつかの間、すぐに単元テストがあるかもしれないとのこと。

そこで今日は修学旅行前にやっていた範囲のおさらいをやりました。

だいたいのところは良くできていたのですが、修学旅行前から苦手だった「拡大図の利用」だけ間違いが目立ちました。

テストまでには何とか仕上げようと思っています。

 

テストと言えば、中学・高校も間もなくテストです(テストまで2週間を切ったところ)。

近隣の植田中学をはじめ、テスト範囲が正式に出されてきています。

今日はそのテスト範囲を確認しながら、計画的に勉強していくよう生徒には話をしました。

まあ、「計画的にやってね」と言うだけではできないので、もっと細かく指示はしています。

 

例えば植田中学校1年のCさん。

今日、テストの範囲表を持ってきてくれたので、まずはこれを一緒に見ながら各教科の範囲を確認しました。

そして学校のワークを取り出し、テストまでにどこまでやらなければいけないかページをめくりながら見る。

そうすれば1日何ページくらいやらないといけないかわかるので、それを踏まえて

「次の授業までにどこまでやってくる?」

と私はCさんに聞きます。

Cさんが「ここまでやる」と言ったらそのページに付箋を貼る。

実際にちゃんと進んでいるかは毎回の授業で必ずチェックします。

次回の授業開始時には必ず「わからない問題は無かった?」と確認を取り、わからない問題があればこれに解説を加えるようにしています。

こうすると引っ込み思案な子や質問があまり得意でない子でも、「この問題がわからない」と質問がしやすくなります。

わからなかった問題を効率よく説明していくことで得点力を養っていきます。

 

宿題・テスト範囲の把握をする、1日何ページやるかの見積もりをする、次回授業までのノルマを決め、視覚的にわかりやすくするために付箋を貼る、ノルマをこなせたか確認する、わからなかった問題を聞いて教える、「わかる」と言った問題も本当にわかっているのか確認する、ペースが遅かったら塾で自習を促して進めさせる。

実際に私がテスト前にやっていることを書いてみると以上のようになります。

これを一人ずつやっていくことが、生徒の成長に直結するため手が抜けないところです。

成績を上げるためには勉強のやり方を教えることと同時に学習習慣を改善させることが必要不可欠です。

昨日のブログでもお伝えしましたが、学習習慣の改善には粘り強く生徒と向き合い続けなければいけません。

映像教材を含む画期的なわかりやすい教材を使ったり、カリスマ講師の授業を受けても生徒の学習習慣は変えられません。

(逆に学習習慣が完璧な生徒には解法のテクニックをどんどん教えていった方が成績は上がります。こういう生徒は稀なのですが・・・)

それぞれの生徒に何が必要か、それを見極めて丁寧な個別対応指導を心掛けていきたいと思います。

 

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