第2回テストの結果が徐々に返ってきています。
282→331と点数を上げている生徒がいます。
416→417→426と少しずつ上げてくれている生徒も。
ただ、前回ほど全体的に点数は上がっていません。
これには私の力不足を感じています。
前回のテストで点数の上がった人が多かったですから、上げ続けるのは大変です。
次のステップへ行くためにいろいろと対策を打たねばなりません。
対策の一環として昨日、中1にテスト勉強を振り返って反省をしてもらいました。
試験範囲をどの程度できるようになるまで勉強したかを聞き、何ができなかったのか、どういう勉強をやればもっと点数が取れたのかを考えてもらいました。
他には自分の間違いを分析。
見たことの無い問題が出て間違えたのか、覚えていれば解ける問題を覚えていなくて間違えたのか。
見直して今すぐに解ける問題はいくつあるか。
答えを見てもさっぱりわからない問題はいくつあるか。
こんなことを紙に書いてまとめてもらったのですが、なかなかうまく書けないものです^^;
まず、テスト勉強で何ができなかったのかを聞いてみると、
「漢字をたくさん間違えた。」
「大文字と小文字を間違えた。」
「計算ミスが多かった。」
と、テストで何ができなかったか、どんな間違いをしたかを書いていました。
それはそれで大切なのですが、自分の間違いを挙げて終わっては反省になりません。
「何の勉強が足らなかったからそういう間違いをしたの?何をしていればそういう間違いを防げたの?それを書いてほしい。そうしないと、次のテストで何をやればいいかわからないでしょ?」
といった話をして書き直し。
すると、
「もっと漢字をやらないといけなかった。」
「ワークをもっとやる。」
「教科書をしっかり読まないといけない。」
とまあ、こういったことが反省で出てくるわけです。
「『漢字をやる』って言うけれど、どういったことをどれだけやるの?どこまでやったらOKなの?」
「『しっかりやる』ってどういうこと?これじゃあ自分が『しっかりやった』って言ったらどんなふうにやっても『しっかりやった』になるんじゃない?」
具体的に何をどれだけやるか、実際にやることを挙げられないと結局何もできないのではないかと私は思います。
私から誘導したところはありますが、生徒たちは自分で、
「漢字を書けるようになるまで何度も書いて練習する。」
「ワークの間違えた問題を3回は繰り返す。」
などのことを書いてくれました。
こういったことは常日頃から言っていることなのですが、生徒たち自身がしっかり反省をして、自分から答えを出すことが大切なのかなと思います。
繰り返しやっているうちに、徐々に良くできるようになっていくでしょう。
これが「勉強のやり方を改善する」ということなのだと思います。
勉強のやり方と言うのは、人に教えてもらって簡単に身につくようなものではないのではないか。
そんな風に思います。
さて、話はこれで終わりではありません。
テストが終わった直後である今はテストについて最も反省している時期ですが、時間がたてば反省したことは徐々に忘れていくでしょう。
「これからしばらくの間、1学期にやったことの復習をやっていくから。今週はとりあえず、英語と数学。まずは英語の Unit 1 の復習をして。一通りやり終わったら小テストするから。」
「定期テストの反省で、自分が欠いたことはしっかり守って勉強してね。間違えた問題は繰り返しやり直したり、教科書の文を書いて練習したり…」
「これも練習だから。普段からやらずに、テスト前だけやろうとしたってそれは無理だよ。」
次回以降小テストをやっていきますが、果たしてどんな結果が出るか。
勉強の姿勢が少しでも改善されれば嬉しいですね。
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