100点くらい上がる人は明らかに変化している

この土日は 9:00 から 19:00 までテスト対策をやっていました。

生徒のチェックテストを採点し、返却時に気になるところを話す。

ひたすらこれをやっていました。

 

今回、特に中1には細かくチェックテストを実施し、覚えたか、できるようになったかの確認をするようにしています。

漢字を間違えていたり、答えるべきものを勘違いしたり、計算ミスをしたり。

チェックしていると本当にいろいろなことが出てきます。

良くできているチェックテストも安心はできません。

直前にテキストを読み込んで覚え、一瞬の記憶を頼りに解いている人もいます。

普段の様子を見ているとわかるので、こういう場合は後からもう一度テストをしたりします。

 

勉強の苦手な生徒は、やったことを覚えているか、できるようになったかの確認が甘いので、誰かがチェックすることが必要不可欠です。

チェックが入ることがわかると、短期記憶でもなんでも、とりあえず覚えてそのチェックをクリアしようとします。

本来、丸暗記はあまりいいものではないと受け取られますが、やって終わりにしてしまい、覚えることさえしないことに比べればずっといいことです。

覚えることが勉強の第一歩だと思います。

 

答えを覚えてしまうと、正しく理解できていないことでも目の前のチェックは何とかクリアできることがあります。

ただし、時間がたつと一気に忘れてしまいます。

再度テストをすることでもう一度覚え直してもらいます。

何度も忘れてしまっているうちに、「さすがにこれではまずい」という気持ちが芽生えてくる気がします。

これがちゃんと理解しようとするきっかけになるのだと思います。

 

覚える、理解することを意識して勉強できるようになったとしても、まだそこからが大変です。

これを大量にこなしていかないといけませんから。

覚えて理解するスピードには個人差があります。

勉強していく中で徐々にスピードが上がっていきます。

これはランニングに似ているような気がします。

結局のところ、走り続けていないと体力はつかない。

これと同じで、勉強を続けていないとスピードは上がらない。

こう思います。

 

定期テストで5教科合計が100点くらい上がる人は、勉強に対する取り組みや、問題を解いていくスピードが明らかに変わっています。

チェックテストをやると言えば、勉強をすること自体を目標とするのではなく、覚えることを目標にします。

自分で解説を読んで理解しようと努めていますし、わからなかったら聞いてきます。

あれやこれやとチェックテストを私がやらせていますが、気が付くとさらにテキストを進めたり、プリントのやり直しをしたりしています。

課題をこなすスピードが速いわけです。

 

今やっているテスト勉強は今回の定期テストで結果を出すためのものですが、この努力を続けていくことが実力を高めることに直結していきます。

残りわずかですが、がんばってもらいたいと思います。

——————————————
こざかい学習塾
〒468ー0051
名古屋市天白区植田3丁目1505
OMレジデンス植田1階
TEL 052-846-3222 FAX 052-846-3233
web https://kozakai-juku.com/