生徒との『格闘』

土曜日のこと。

ある生徒が塾で出した英語の宿題をやっていました。

ちょっと時間がかかっていましたが、何とかすべて終了。

せっかくなのでその場で答え合わせをしました。

 

結構間違っている^^;

 

まあここからが勝負ですね。

どこが間違っているかの直しをさせます。

間違いのポイントってだいたい決まっていたりします。

中1だと大文字と小文字、not の位置、be 動詞や a の欠如。

中2以上になると3単現、単数と複数、時制のミスが増えます。

あとは疑問詞を使った疑問文。

不定詞、現在完了形といったガチガチの文法事項よりも他の点でミスをしていることの方が多いですね。

 

それはさておき。

間違い直しをやらせるわけですが、ここでツッコミどころ満載。

 

「どこにも載っていません」

「本当に?」

といって私が調べると、塾のテキストに載っています。

これは本当によくあること。

そしてもう1つ。

こういう場合、生徒は教科書を見ていないことが多い。

教科書を持ってきていないことが多い。

で、これを注意する。

(これは生徒ばかりが悪いわけではないですけどね。)

生徒の調べる力を低下させているのではないかという反省

 

どの辺に載っているかを教えて調べなおしをさせる。

そして生徒が再提出。

 

「いやいや、ちゃんと見たの?」

 

平気で NO と書く。

コンマ無し。

She は Shi となっている。

違っていると指摘すると shi となって再提出。

「いやいや、そこじゃないって!」と注意。

まだまだあります。

教科書に大文字で書かれているとそのまま大文字にする。

「どういうとき大文字になるかわかるよね?」

聞けばちゃんとわかっているんですけどね。

いや、だからこそ「何でこうなるの?」と思っちゃうわけですが・・・

 

こんな格闘を生徒と繰り広げる。

そして何とか終了。

間違えたところは全部直りました。

よかったよかった。

 

学習の効果を高めるためには反復練習が欠かせません。

ただ、何のフィードバックも無しに繰り返しても同じ間違いを繰り返すだけになります。

だから間違いを何度も指摘されることは大切です。

これは特に学力が低い人にとって大切です。

解説を読んで理解できますからね、学力が高い人は。

 

自習に来てくれるとフィードバックをしてあげることができます。

これも自習室の利用を促す1つの理由ですね。

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