【小学生指導】問題をしっかり読む癖をつけないと、いくら勉強したって結果を出せないよ。という話

4月からまた名古屋市内の大学で物理(力学)の授業を行います。

今日はその時に使おうと考えている「小道具」を作っていました。

割り箸をゴムで縛っただけのもので、大したものではないですけどね。

構造物に力が働くとき、筋交いがあると構造が強くなります。

それを実際に体感してもらい、「こういうところに物理が使われているんだよ」という話をする予定です。

(物理は「体感」があるといろいろ強くなりますからね。)

 

本日は小5の R 君に分数の演習を行いました。

帯分数を仮分数に、通分してたし算・ひき算をする、こういったことを R 君はしっかり行えます。

しかし R 君はいつも問題をしっかり読まずにテストで点数を落とすということをやってしまいます。

こういう人、いますよね。

内容を理解できていないわけではないので、実にもったいない。

今日の授業でも悪い癖を出していました。

 

一つは単純に数字の写し間違いです。

ちゃんと見ずに書いてしまったのでしょう。

書き間違い自体は誰でもあることなのですが、見直しをしないことが問題です。

ただ、R 君がこういうミスを私の目の前でやってくれるということは、悪癖を直す最大のチャンスではあるわけです。

 

「こういうところを注意して問題を解くようにしないと、どれだけ勉強してもテストで減点されちゃうよ。」

 

私は R 君に伝えました。

そしてまた演習が進み、「小数、仮分数、帯分数の大小を比べる問題」で、問題を読まずに答えようとすることがありました。

(すべて小数に直して大きい順に並べようとしたことは良かったのですが、小数のまま並べようとしていました。当然、元の仮分数や帯分数を並べないといけません。)

 

「問題を読んでみて」

 

と私が声を掛けたら自分で気がついたのですが、そこで再度、

 

「問題しっかり読まないとこういうふうにテストで間違えちゃうんだよ。」

 

と話をしました。

 

今日の授業では、問題をしっかり読まないといけないことを、実際のミスを踏まえて伝える機会が2回ありました。

問題を読まない生徒はそこに対する意識が非常に低いので、意識の注意付けが欠かせません。

(「自分は問題を読んでいないだけで、読めばできるんだ」という逃げ道を確保するために無意識のうちに問題を読もうとしない生徒もいるのですが。)

機会を逃さず注意を続けていこうと思っています。

 

 

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