愛知県公立高校入試まであと１週間です。
これまで中３生は、愛知全県模試、入試の過去問、入試模擬テストなど、様々な入試形式の問題を解いてきてもらいました。
みながどんどん得点力をアップさせてきていますが、一部、点数が伸び悩んでいる教科があることも事実です。
残りの１週間、これまでやってきたことを見直すことに力を入れてほしいですね。
既に入試に出そうな問題は一通りやり終えているので、点が伸びないということは、これまでやったことを覚えていないということが最大の原因として考えられます。
英単語は教科書にあるようなものしか出てきません。
数学は難問を除けば、典型的な手法を用いて解くことのできる問題ばかり。
国語の論述問題は、本文中からキーワードを探せばおよそのことは掴めます。
理科の実験は数が知れていますので、似たような実験の問題が出てきます。
世界の国々や都道府県の特徴、歴史年表が形を変えて出てくるのが社会です。
新しいことを身につけるというより、一度やったことの完成度を高めてほしいですね。
愛知県の入試は、今年からマーク式が導入されます。
想定をしていなかった問題が出てくる可能性が、例年より高いでしょう。
しかしこれを、過度に恐れないでほしいです。
予想外の問題が出て驚くのは、自分だけではありません。
相手だって同じ。条件はみな同じです。
予想外の問題は、案外合否に影響を与えません。
こういう問題よりむしろ、何の変哲もない、予想通りの問題を確実に解けるかどうかの方が大切。
いつもやっているように、いつもの方法で、何の変哲のない問題を解き切ってほしいですね。
こんなことを、昨日の授業で生徒たちに話しました。
残り僅かなことは間違いありませんが、できることはまだあります。
最後まで確認の手を緩めずに勉強してください。
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