先日、知り合いの塾長さんたちとできる生徒の勉強法について話をしていました。
ここでいうできる生徒というのは、450~470点くらいを取る生徒のことです。
- テストに関係ないこと、やっても成績の上がりそうにないことはやらない。
- 時間を無駄にしない。
というように、すべてに無駄がないのが特徴だという話になりました。
無駄なことをしないという意識が、
- わからないことはその都度質問してすぐに解決する。
- 学校の授業を大切にする。
- プリントをきちんと整理している。
- 机に座ってから勉強を始めるまで(集中するまで)が速い。
- 問題を解いて終わりにしない。
という行動に表れている。
無駄なことをしないようにするのって、数限りない無駄なことをやり、1つずつ無駄なことをやらないようにしていくことでしかできるようにならないんじゃないかと思います。
いわゆる「試行錯誤」というやつです。
たくさんの無駄をするためにはたくさん勉強するしかない。
たくさん勉強するためには日々コツコツ勉強していかないといけない。
そういう継続的な努力をしていく中で、
新しいことにチャレンジしていく積極性。
駄目なものは駄目と受け入れることのできる柔軟性、謙虚さ。
粘り強く継続できる忍耐力。
といった能力が身につくのだと思います。
一朝一夕でできることではないと思います。
(少なくとも、私は生徒に一朝一夕でこんな能力を身に着けさせることはできません。)
まあ、人生でいえば無駄なこともめぐりめぐって役に立つことはあると思います。
テレビか何かで、「小さい子が肩こりにならないのは無駄な動きが多くて肩をよく動かしているから」というのを聞いたことがあります。
確かに、娘を見ていると常に無駄な、わけのわからない動きをしています。
良く肩がこっている妻も、それくらい無駄に動いていればいいのかもしれません…
大人がやっていたら変に思われるでしょうけどね。
私自身もそんなに効率よく生きてきたわけではありません。
無駄なことが大好きだったりしますから。
無駄な知識をいっぱいもっています。
それらを処分したら、記憶容量が増えたりするでしょうかね。
多分変わらないでしょうね。
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