植田中3生のテスト結果と次回に向けた課題

本日、中3の授業で植田中3の第1回テストの結果を確認しました。

全員、前回テストより得点アップしていました。

平均点や順位がわからないので、この結果だけをもって喜ぶわけにはいかないのですが、とりあえずホッとしています。

実際に上がった点数は以下の通りです。

 

+79

+72

+51

+42

+41

+29

 

何点から何点までアップしたかを書きたいのですが、それは差し控えさせていただきます。

生徒数が少ないので、誰が何点かわかってしまう可能性があるので。

(200点台~400点台の得点とだけお伝えします。)

 

本当にがんばってくれました。

この6人のうち、5人は3週間で100時間勉強してくれましたから。

だいたい平日に3~4時間、土日に8~10時間の勉強量です。

たいしたものです。

 

ただ、課題が何もないというわけではありません。

逆にどうしようもない課題が明らかになったと言った方がいいかもしれません。

 

次のテスト、これ以上勉強量を増やすのは並大抵のことではありません。

なので得点アップの戦略を再考する必要があります。

どうすればいいか。

簡単です。

普段の授業(学校の授業と塾の授業の両方)を大切にすることです。

しっかり先生の話を聞き、ノートをとり、その場で覚えられるものは覚える。

授業後は欠かさず復習をする。

これをやればいいんです。

 

「何をいまさら当たり前のことを言っているんだ。」

 

当然のことなんですけどね。

でも、多くの人が

 

「テスト前になったら本気で勉強すればいい。」

 

と思って、日々の復習を疎かにしています。

一度真剣になってやってみるとわかります。

間に合いません。

こざかい学習塾の中3生もそうでした。

100時間以上勉強したのに。

 

普段の塾の授業は英数メインです。

テスト3週間前、まず力を入れて取り組んだのは理科・社会・国語(漢字)でした。

特に、社会の暗記に力を入れていました。

教科書で調べながら学校ワークをやる。

ワークを2、3回復習する。

これくらいやって、ある程度基本的な事柄を覚えることができます。

普段の授業を大切にしている人は、ここまでが速いです。

(さらに塾のワークまでやっています。)

そうでない人は、ワークを2、3回やってもやり足らなかったりします。

それでも、3週間前からテスト勉強をやっていれば繰り返し練習することはできるのですが、その分、英数の勉強時間が削られてしまいます。

この2教科、普段から塾でもやっているとはいえ、テスト前にしっかり練習しておかないとミスを連発しますし、応用的な問題に習熟することもできません。

 

今回、中3生たちの点数を見ていると、社会や理科の暗記事項、国語の漢字で得点を稼いでいます。

そして、上記の内容を早く終えることのできた生徒ほど英語や数学で点数を伸ばしています。

 

テスト3週間前の時点で社会や理科の暗記事項や国語の漢字をある程度覚えていないと、そこから100時間勉強しても覚えきれない。

点数は上がりました。

でも、100時間のテスト勉強をしてみた彼らの中にあるのは、

 

「これだけやったけど、やれないことや覚えられないことがたくさんあった。」

 

という思いじゃないでしょうか。

この体験、大きな財産です。

 

他に、どうにもならない課題も明らかになりました。

そこについてはまた別途、対策を講じていこうと思います。

これからもがんばっていきましょう!

みなさんならきっとやれると思いますよ。

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