「覚えてからテストしたい」は絶対ダメ!

昨日、英単語の覚え方の記事を書きました。

英単語・熟語を書いて覚える際のアドバイス

 

今日、曜日、月、数字の英単語を覚えていた何人かの中1にこのやり方を教えました。

最初はほとんど書けなかった生徒も、5、6回繰り返してやることで覚えることができていました。

効果はてきめんです。

 

昨日の記事では「面倒くさい」という気持ちに勝つことが大切だと言いましたが、もう一つありました。

「覚えてからテストしたい」という気持ち。

これも抑え込まないといけないです。

 

人間だれしも×をつけるのは嫌です。

だから、ある程度覚えてからやりたい。

これがダメ。

とにかくテストあるのみ。

テストをしながら覚えてくんです。

 

×をつけたくないから何をするかって、Sunday ならこの単語を何回も書くわけです。

手本を見ながら。

ノートが埋まっていきますから勉強をやっている感じがします。

これがまずい。

ただ手を動かしているだけで、頭を使っていませんから。

はっきりいってこの時間は無駄。

 

手本を見ての練習は1回でいい。

1回やったらテストするんだという気持ちでやった方が断然頭を使います。

間違えていいんですよ。

間違えたものを集中して覚えればいいんですから。

 

1回練習したらすぐにテスト。

ほとんど書けないでしょう。それでいいんです。

間違えたもの、わからなかったものを赤ペンで1回だけ書く。

そしてまたテスト。

必ず正解数は増えます。全問は正解できないでしょうけど。

それでいいんです。

5、6回繰り返せば10個くらいの単語なんて絶対に書けるようになります。

この5回は本気の5回です。

手本を見ながら、何の緊張感もなく5回書いたのとはわけが違います。

断然効率がいいですよ。

 

人に見られるのが嫌なら自分の部屋でこっそりやればいいです。

やり方はわかったと思いますから。

 

中1は、曜日、数字、月の単語のテストをします。

がんばって覚えておいてくださいね。

期待しています。

 

余談ですが、この話を書いていてあるドラえもんネタを思い出したことがあります。

水泳ができない、竹馬ができない、スキーができない・・・

だから練習をしないといけない。

こういうときののび太君のセリフ

 

「もっとうまくなってから練習する!」

 

・・・

永遠にできるようにはならないでしょう。

のび太君になってはいけませんよ。

(まあ、のび太君も漫画の中で1度だけ100点取っているんで、全くダメというわけではないんですが。)

——————————————
こざかい学習塾
〒468ー0051
名古屋市天白区植田3丁目1505
OMレジデンス植田1階
TEL 052-846-3222 FAX 052-846-3233
web https://kozakai-juku.com/