今日はお昼から中学生たちに理科と社会の補習を行いました。
このことはまた後日記事にします。
今日のブログで紹介したいのは、現在中2がやっている数学の「証明」の話です。
これ、苦戦する人が非常に多いです。
単に答えを出すだけではなく、答えを導き出すまでの過程を細かく書いていかないといけませんからね。
難しくなるのも当然です。
授業では、証明の問題にいきなる取り掛かる前に、いくつか基本的なことのおさらいを行っています。
「この図の中にある、合同になりそうな三角形を見つけてみよう。」
「仮定と結論が何か、問題文から読み取ってみよう。」
「この三角形の組で、条件から読み取れる等しい辺と角はどれかわかる?」
「合同な図形の性質はこれだからね。」
これくらいのことを確認しておき、まずは穴埋め形式の証明問題をやってもらいます。
穴埋め形式だと大抵の生徒ができていましたが・・・
「いやいや、等しい辺の組が1つで角の組が2つなのに『2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい』っておかしいでしょう。等しい2組の辺ってどことどこなの?」
と、突っ込みどころのある解答をしていた生徒も何名かいました。
解答の「流れ」を完全に無視し、自分でも何を書いているのかわかっていないのかなと思います。
でもまあ、これも最初なので戸惑っているだけで、少し慣れれば大丈夫だと思います。
そしていよいよ証明の問題を普通に解いてもらいます。
「さっきの穴埋めの証明問題を参考にしてほしい。まず、どの三角形に注目するか書いてあるよね。最初にこれを書いて、等しい辺の組、角の組を考えていこう。『仮定』をうまく使ってね。」
「三角形が合同であることを示せたら、合同な図形の性質を使おう。これもさっきの穴埋め証明問題を参考にしてみて。」
大筋を説明し、あとは生徒が書いている様子を見ながら適宜アドバイスをしていきました。
みんな大変そうでしたが、まずまず書けたのではないかと思っています。
とりあえず今はこれで十分。
テストに向け、ここからもう練習ですね。
がんばっていこうと思います。
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