小6のJ君、算数で「速さ・道のり・時間」の問題演習をやっています。
公式はちゃんと理解しているので、簡単な問題だったらスイスイ解いていっています。
私も解いている様子を安心してみていました。
ある程度演習が進むと、
「あ、これはひっかかりそうだな。」
という問題が現れました。
J君にちゃんと考えてほしかったので、何も言わずに問題を解いてもらいました。
J君はスイスイ計算をしていきますが、案の定引っ掛かりました。
「この問題、速さは時速で書いてあるけれど、時間は分になっているね。分を時間に直して計算しないといけないよ。」
私はそう言って、問題文にある「時速」、「分」と書いてあるところに赤線を引きました。
「となり町までの道のりを求めるのに、360 km って普通に考えておかしいんだよね。この距離、名古屋から東京まで行けちゃう距離だから。」
距離の感覚ってなかなか湧かないんですが、「あれ、これおかしいんじゃないかな?」と気が付いてほしいので、こんな話もしました。
何が間違っていたのか分かれば計算はすぐにやってくれました。
次、同じような問題が出てきた時に引っかからずに解くことができればいいのですが、それはまた練習しないといけませんね。
J君の経過をちゃんと見ていこうと思います。
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