今日は中2のNさんに、英語の長文読解演習を行いました。
読んでもらったのは1000字程度の英文を2題ほど。
この英文に使われている単語や文法はとても簡単なものです。
なるべく簡単な英文を読んでもらうことで、英文に対する苦手意識を克服してもらいたいなと思っています。
英文を読んでもらう際には、
「わからない単語や文があったら全部説明するから、わからないところに線を引いておいて。」
と話をしています。
この演習で重視しているのは、英文に対する苦手意識の克服です。
なので、わからないことがあったら講師が主導してさっさと解決するようにしているわけです。
Nさんにもわからない単語に線を引きながら読んでくれていました。
ただ、その量はあまり多くありませんでした。
「本当にわかっているのかなあ」
と、少し怪しいところがあったので、こちらから、
「この単語の意味わかる?」
と、いくつか質問をしてみました
すると案の定、答えられないものがあります。
「わからない単語はちゃんと教えるから、ちゃんと線を引いてね。引いてなかったら、こっちから質問していくからね。」
こう言ったらそれから後はしっかり線を引くようになってくれました。
読んでみて、わからなかったらその都度覚えたり、考えたりしてもらえれば結構です。
どんどん読んでいく中で、単語をたくさん身に付けていってもらいたいと思います。
同様の演習は他の生徒たちにもやっていて、
arrive、fly、turn といった動詞。
nurse、thief、detective といった名詞。
quick、quiet、suddenly といった形容詞、副詞。
across、behind、beside といった前置詞。
がわからないことが多いようです。
たくさん英文を読む中で、繰り返し使われているので何度も読む中で意味を覚えていってもらいたいと思います。
この演習では「Graded Readers」という、英語が母国語ではない英語学習者に向けにつくられた「段階別」の読み物を使用しています。
中学生向けにつくられたものではないので少々難しいところがあるのですが、大量の英文に接することで英文に慣れて読解力を身に付けるとともに、幅広い語彙力を身に付けることができるというメリットがあります。
(中学校3年間で教科書に出てくる英文量はおよそ1万語弱ですが、この演習をやっている生徒は夏休みからはじめて5000語程度の英文を既に読んでいます。)
たくさん読んで、読解力、語彙力を身に付けてもらいたいと思っています。
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