以前書いたブログの続きです。
(参照:【中学生指導】ああ、みんなこういうのが苦手なんだな①)
夏期講習中に感じた、中学生によくみられる弱点についてをお話ししていきます。
5.理科の圧力計算で、単位をそろえず計算する。
圧力のは「力の大きさ(N)÷ 面積(㎡)」で計算するのですが、面積を ㎡ になおさず、㎠ のままで計算して「答えが全然違う」と言っている生徒がおおいです。
公式自体は覚えていても、単位のことにまで頭が回っていないことがあります。
また、計算が苦手な人は小数の割り算を間違えている場合もあるので、ちゃんと計算をするよう指導をしています。
6.社会・地理で時差の計算ができない。
地球は1日に1回転(自転)します。
1回転は 360° なので、24 時間に 360° 回転するということは 1 時間で 15° 回転します。
これが時差になります。あとは経度差を地図から求め、 15 で割れば時差が出ます。
こういった手順で説明していくと、「ああそうだったのか」と大抵の生徒は理解します。
簡単な理屈を知らない生徒が多いので、ちゃんと説明するようにしています。
7.疑問詞を使った疑問文で、語順整序ができない。
What や How といった疑問詞を使った疑問文を作ろうとするときにミスをする生徒が非常に多いです。
そんな生徒には、疑問文の前の元々の文章を書いて見せ、その文章の中のどこが疑問詞になるのかを教え、それが最終的にどんな順序になるかを説明していきます。
書いて見せて、疑問詞が一番前に来ていること、次に do や did、または be 動詞が来ること、次に主語が来ることを教えていくと、ちゃんとわかっていなかった生徒は「こういう理屈になっているのか」と、少々驚いているように感じます。
規則通りにやっていけば、誰でもできるようになります。
8.比例・反比例・1次関数の問題の解き方を忘れている。
やったことを忘れているというのはよくあることですが、この、「比例・反比例・1次関数の解き方」も、忘れている生徒の多いテーマの一つです。
比例:y=ax、反比例:y=a/x、1次関数:y=ax+b の式を元に、そこに x、y の値を代入して定数 a を求めていくのですが、この正しいやり方でやらない生徒が結構います。
これも正しいやり方を説明すればすぐにできるようにはなります。
これを基に、グラフ上の図形の面性を求める問題などを考えていくので、しっかりやり方を身に付けてもらいたいと思います。
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