夏期講習で中学生を見ていると、共通点というか、「ああ、みんなこういうのが苦手なんだな」ということが見えてきます。
今日は夏期講習中に気が付いた、中学生たちの弱点について紹介していきたいと思います。
1.文章読解で接続語を苦手とする生徒が多い。
文章の前後でどう論理が展開されているのかわからない生徒が多いように感じます。
間違えた後にやり直しをさせると正解を導ける生徒がほとんどなので、1回目の読み方が甘い、2択までは絞れているが最後の最後で間違えている、のどちらかではないかなと考えています。
ある程度時間をかけることでも正答率は上がってくるので、じっくり読ませていきたいと思います。
2.get、feel、become といった、いわゆる第2文型を取る動詞の用法が不得意。
~になる、~と感じる といった文になるんですが、どうもこれらの動詞をうまく使えないようです。
特に get tired のように、「疲れる」→「疲れた状態になる」という解釈ができていないように感じます。
これまで問題で扱うことがそう多くなかったので、この夏の講習を通じて慣れてもらいたいと思っています。
3.英語は文法の理解不足というより、結局中1レベルの内容でミスをする。
いつも言っていることですが、夏期講習で「復習」をやっていると顕著に表れてきます。
過去進行形、不定詞、動名詞、比較、受け身、現在完了といった文法事項の理解って、ちょっとやればそれなりにミスは減ってきます。
それに比べ、3単現のs、単数形と複数形、現在形と過去形、疑問詞を使った疑問文といった、中1でやる内容に関するミスが非常に多い。
中1でやる内容は、どんな文法事項を扱うときにも出てきますからね。必然的にミスの数が増えてきます。
英語で点数を上げるには、ここを何とかしないといけないと、この夏も感じています。
4.正の数・負の数の計算ミスが多い。
x や y を使った文字式の計算より多いんじゃないかと思っています。
大抵は符号のミスと、計算順序に関するミスです。
入試であろうが定期テストであろうが、こういった簡単な問題でミスをしてしまうとその後の問題で逆転していくことが大変厳しくなってしまします。
何度も練習してもらい、ミスのないようにしていきたいと思っています。
まだまだあるんですが、長くなってきたのでこの辺りにしたいと思います。
この続き、機会があればまたブログで紹介していきたいと思います。
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