【高校生指導】センター試験を解くための基礎は身についているか、定期的に確認をしていきましょう。

定期テストが終わった高3のOさん、いつもは数Ⅲの指導をしていますが、テストが終わったばかりで新しい単元に進んでもいないので、この日はセンター試験の過去問に挑戦してもらいました。

テストが始まって一時期中断していましたが、5月から数学の復習に取り組んでくれていました。

ちょうど、数Ⅰの、「式の計算」「論理と集合」「2次関数」のおさらいが終わっていたので、

 

「一度、センターの問題を解いてみて、どれだけ基礎が身に付いたか確認してみようか。」

 

と話をし、過去問を解いてみました。

使ったのはセンター数学ⅠA(2018 年度本試験)の問題です。

平均点はおよそ 62 点で、標準偏差がおよそ18 なので、6割取れれば偏差値 50、7割取れれば偏差値 55 といったところです。

実際にOさんが演習した結果ですが、

 

・最初の式の計算は全問正解(10/10)。

・次の論理と集合は1問ミス(8/10)。

・最後の2次関数は少々苦戦(4/10)。

 

2次関数のところで多く失点してしまいましたが、それでも 22/30 の7割は取れています。

今の段階ではOKでしょう。

2次関数のところだけは気になったので、やり直しをしてもらってから

 

「このテキストの2問はやり直しをしておいた方がいいよ。この問題が基礎になっているから。」

 

こう説明し、授業を終えました。

まだまだやらないといけないことはありますが、一旦、7割は取れたことで安心はしてもらえたんじゃないかと思います。

この安心感があれば、このまま勉強を続けていこうという意欲が湧いてきますからね。

これから夏休みになりますし、頑張ってもらいたいと思います。

 

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