【小学生指導】算数の最大の敵は「手が止まること」

今日は小6のW君の算数の指導を行いました。

分数の計算、約数・倍数の計算、割合の計算です。

 

簡単な計算問題はすでに終わっているものが多かったので、今日は文章題が中心となりました。

難しかったり、面倒だったりする問題も多かったのですが、W君は根気よくやってくれました。

最小公倍数の問題など、ひたすら書き出して答えを出してくれたものもありました。

 

「全部書いた」

 

と、書いたノートを私に見せてくれたりもしました。

このやり方、スマートなやり方ではありません。

ですが、私はW君のやったことに対して、

 

「これでいいよ。」

 

と、そのやり方を否定しませんでした。

これ、算数や数学には大切なことだからです。

 

どんな教科でも、

 

「この問題難しそうだしきっと解けない。」

 

と思ってしまうと手が止まります。

すると、解ける問題でもそれ以上解けなくなってしまいます。

特に算数だとこれが顕著に現れます。

 

数えていけば解ける問題、図やグラフを描いてみればすぐにわかる問題、適当に数値を当てはめて計算してみればわかる問題のように、一見して難しそうでもやってみたら意外とできるという問題、算数には多いのです。

算数の最大の敵は「手が止まること」ですからね。

私はW君にそうはなってほしくないのです。

 

今日のW君を見ていると、他の問題でも図を描くなりして最後までがんばって解こうとする姿勢がたくさん見られました。

この姿勢をわすれずに、これからもがんばってもらいたいと思います。

 

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