【高校生指導】多読と精読を通じて英文の読解力を養う。

今日から植田中の3年生は修学旅行です。

東京は雨が降っているようで少し残念ですが(しかも今日はディズニーシーに行く予定)、せっかくの修学旅行なので楽しんできてもらいたいともいます。

 

先週土曜日のことになりますが、高3生を対象として英語の長文読解指導を行いました。

前半が多読、後半が精読です。

 

前半の多読では、比較的易しい英文(中学レベル)を用いています。

その英文を、CDに合わせて通しで読んでいきます。

500語1セットを 4 分で読み、これを何度も繰り返していきました。

一般に多読というのは、辞書なしで読めるレベルの英文を返り読みなどしないでどんどん読んでいくという方法でやるものです。

慣れていないと思うので、今回は英文を読んでもらった後に私が簡単に説明を加えたり、「大丈夫かな?」というところを本当にわかっているか質問したりしました。

このほうが理解は深まりますが、多読本来の、「たくさん読む」という効果が薄れてしまいます。

ちょっとやっていれば慣れてくると思うので、それからはどんどんと英文を読んでいってもらいたいと思います。

たくさん英文を読む中で重要な単語は何度も出てきますから、繰り返し読むことによって語彙力を強化していってもらいたいと思います。

 

後半の精読では、入試レベルの英文をまずCDで聞いてもらい、1文ずつしっかり私が解説していきました。

わからない単語もかなり出てきていますが、文の構造から意味を類推するよう促したり、似た単語を例に出したり、カタカナ英語からもともとの意味を考えさせたり、いろんなことをして意味をとる練習をしました。

どれだけ単語を覚えてもわからない単語は必ず出てくるものですからね。

「単語がわからないから意味がわからない。」と諦めないよう、練習することが大切です。

一通りの説明を終えたらもう一度CDを流して最初から文全体の意味をおさらいしてもらい、単語練習をしました。

「英文の一部が日本語になっているものを見て、その日本文に対応する英単語を答える。」という形式で行いました。

(つづりは書けなくても口で単語を言えればOK)

どうしてもわからなかったらまたCDを聞いてもらい、それで英単語を確認してもらいました。

語彙力の教科には繰り返しが大切ですからね。

がんばってもらいたいと思います。

 

授業後、ある生徒のお母様からこの授業の感想をいただきました。

 

「かなりの量の英語をやったみたいで、本人は少し疲れ気味でしたが、やったっていう実感はあるみたいです。」

 

とのこと。

確かによくがんばってくれました。

あとはこれを継続することですね。

生徒に合ったレベルの英文は、こちらからどんどん提供していきたいと思っています。

これからもがんばってもらいたいと思います。

 

 

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