現在、公立中の3年生は英語で現在完了形を学習しています。
現在形、過去形と習ってきていますが、これらと現在完了形の違いがちょっとわかりにくいようです。
「I lived in Japan. なら、『昔日本に住んでいた(けれど、今日本に住んでいるかどうかはわからない)。』だけど、I have lived in Japan. と現在完了形になると、『(昔日本に住んでいたし、今もずっと)日本に住んでいる。』という意味になるんだよ。」
と、現在完了形の説明をしています。
これ、教科書やワークにしっかり書いてあることなんですが、自分が中学生だったころ、こんなにしっかり書いてなかったような気がしています。
(単に自分が忘れただけかもしれませんが。)
中学生のころ、私はこの現在完了形が大の苦手で、これをきっかけに英語の成績が急降下したという嫌な思い出があるのです。
生徒たちにはそうなってほしくないので注意して指導するようにしています。
習い始めたばかりで簡単なものを扱っているので、生徒たちはまだそんなに苦労しているようには見えません。
for と since の使い分けで戸惑っている人はいましたが、ちょっと説明したらわかってくれました。
ただ、心配な兆候も見られます。
現在完了形は have + 過去分詞ですが、この過去分詞のほうにばかり意識がいって、主語に応じて have と has を使い分けるところでミスをし始めている生徒がいるのです。
これまでブログで何度か書いてきましたが、英語でのミスの大半は1・2人称と3人称、単数と複数、be動詞と一般動詞、現在と過去の間違いか、疑問文(特に疑問詞を使ったもの)、否定文の間違いです。
これらのミスは中1英語の習熟不足が原因で、どんな文法事項を扱っていても出てくるので厄介です。
英語の点数が伸びない人の原因はこれです。
(そのため、こざかい学習塾では学校の進度に合わせた指導と共に、過去のおさらいもしています。)
現在完了形自体がわかっていないのか、それ以外に原因があるのか、しっかり見極めて指導していきたいと思います。
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