小6の U さん、今日は算数の図形の問題を何問か演習しました。
「点 P が長方形 ABCD の辺 BC 上を点 B から点 C まで動くとき、三角形ABP の面積が・・・」っていうよくある問題ですね。
苦手にしている人が多い問題です。
U さんもその一人で、問題を前にして何をしていいかわからなくなっていました。
「こういうときは点 P をちょっと動かしてみて、実際に三角形を描いてみればいいんだよ。」
私はそう言って、ノートに三角形を描いて見せました。
描いて見せてあげれば U さんはすぐに気が付きました。
他には、「三角形を動かしていって、長方形と重なる部分の面積を求める。」という問題も指導しました。
「問題文の条件に合うよう、三角形を描いて重なっている部分がどこなのか確認すればいいんだよ。」
私はこう言って、またノートに図を描きました。
図を描いたのち、
「この辺の長さわかる?相似を使って考えるんだけど。」
こういったら U さんはすぐに問題を解いてしまいました。
ちょっとヒントを与えるだけで気が付けるのは素晴らしいと思います。
ですが・・・
本当はヒント無しで気が付いてほしいのです。
「どうやって解くかを教えるのは簡単だよ。でも、それだとテスト本番で解けない。誰もヒントを与えてくれないから。」
「解き方を思いつけるかどうかは、自分で図を描いたり、数字を数えてみたり、表やグラフを作ってみたりと、自分で手を動かすことができるかどうかで決まるんだよ。」
「まずは間違ってもいいから手を動かせるようになってほしい。結局、図を描いたりするのも練習することでできるようにならないから。」
授業の終わりにこんな話をしました。
正解にたどり着けるかどうかわからないけどとりあえずやってみる。
これができる人は本当に強いです(算数が得意な人です)。
これができるようになるには練習しかありません。
間違ってもいい、恐れずにやってもらえるよう、生徒を指導していきたいと思います。
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