新年度になって学校の授業も少し落ち着いてきた、というか、新しい感じがつかめてきた頃でしょうか。
私も生徒からいろいろな話を聞いています。
中でも生徒が声を大にして言うのが、「今年の数学の先生、言っていることが全く分かりません。」というような、いわゆる悪い先生に当たってしまったということですね。
高3の Q さんは、数Ⅲの先生が良くないとのことです。
あまり説明をしてくれなく(教科書をただ読んでくれるだけ)、順番に問題を当てられて、当てられた人は授業前に黒板に解答を書いておかないといけないそうです。
先日なんかは学校で、友達と一緒にずっと当てられた問題の解き方を考えていたそうです。
このままだとちょっとまずいということで、数Ⅲの授業を受けたいという申し出を受け、いろいろと話を聞いてみました。
まず私は、
「ちょっとわからない問題の解き方を聞きたいくらいなら、今の授業の最初にちょっと教えるし、土曜日の空いている時間にも質問に答えることはできると思うんだけど、それでは足りなさそう?」
と、Q さんに聞いてみたところ、
「何をやっているのかわからないから問題を解いて質問だけだと足りない気がします。」
と答えてくれました。
そう感じているのであれば授業をちゃんとやったほうがいいように思います。
とりあえず1回、Q さんの数Ⅲの理解度と、どうやって指導していくのがいいかを探るために、1回授業をやってみることにしました。
1回やってみれば、どうすればいいかよくわかると思います。
また、宿題を当てられた時の対応として、授業がない日でも質問してくれれば対応するということは Q さんに伝えました。
他の授業で私の手が空かない時もありますが、解答解説を作成して後日説明するとか、本当に緊急の場合はその日のうちに解答解説を作って画像にしてメールか何かで送るとか、そんなことも考えています。
いろいろと話をして、Q さんも少し安心してくれたようです。
不安な状態ではちゃんと勉強できませんからね。なによりです。
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