小6の M さんは国語が苦手です。
まあ、苦手といってもかなり高いレベルでの苦手なので、普通の問題であれば大体解くことができています。
どういったことを苦手にしているのか、これを明らかにするため、今日の授業で入試問題を使った演習をしてみました。
入試問題だとやはり、文章が長いので M さんも苦戦していました。
そして、文章量が増えてくると、重要箇所に線を引く、キーワードを拾っていくといった、今までやれていたことが途端にできなくなるということに気が付きました。
集中力もガクンと下がってしまいます。
M さん自身も、
「国語は苦手意識が強すぎでちゃんとやれません。」
ということを言っています。
正直ですね。
ちなみに M さん、以前、算数の授業の時に、
「算数は問題演習したらそれだけできるようになる気がするけど、国語ってやってもできるようにならない気がする。」
ということも言っていました。
まあこれ、M さんに限らず多くの人が国語に抱いているイメージではないでしょうか。
そのとき私は M さんに、
「そう思っている人ってたくさんいるけれど、ちゃんとやり方を身につければできるようになるよ。」
と返事をしました。
今日の授業では、国語の問題をどうやって解いていくかということを説明しました。
「まずキーワードが何かわかる。そう、これだよね。文の中にあるこの語句に〇をつけてみようか。」
「ほかに、同じ意味で別の言葉が使われているところもある。それもきちんとチェックしておこう。」
「ここまでやると、傍線部と同じことを言っているところって何箇所かに絞れてくる。そして答えには字数制限があるから、該当するところはここしかないね。」
こんな話を M さんにはしてあげました。
まあ、文章がかなり長いので慣れないと簡単にはできないと思います。
だからたくさん問題を解いて練習をするわけです。
国語の問題を解く際に何に気を付けていかないといけないか注意することなく、漠然と解いていては練習になりません。
だから「国語はやっても無駄」という風に思われてしまうんでしょうね。
正しいやり方が身につくよう、しっかり指導していきたいと思います。
でも最終的には方法論よりも、「できない」と思い込んでいる気持ちを何とかすることのほうが大切になってくると思います。
それを解決できるよう、これから M さんに寄り添っていきたいと思います。
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