学力を高めるためには反復練習が大切であること。
このブログの中でも何度か話してきました。
生徒たちにも再三にわたって話をしていることですが、ただ話をするだけでは伝わらなかったりします。
なのでいろいろと手を打っていかなくてはいけません。
今日は中2の A 君の授業がありました。
まずは初めに宿題のチェックです。
概ねよくできていましたが、最後にある確率の応用問題はできてませんでした。
一応、解説を見て赤でいろいろ書いた形跡はありますが、本当にわかっているのか少し怪しいなと思いました。
そこで、全く同じ問題を解いてもらうことにしました。
「答えを書くだけじゃなく、空いているスペースにやり方をちゃんと書いてね。」
と言って、問題を解かせました。
(この問題では「樹形図」を書くよう指示しました。)
結果は、やり方は合っていたのですが約分をし忘れていました。
テストだったらこれだけで不正解です。
まあ、この失敗ももちろん良くないことなのですが、やり方はちゃんと身についていたようです。
今日のところは合格としてよいでしょう。
その後、今日の授業では英語の指導をしました。
これまでに習った、不定詞・動名詞・接続詞 など、いろんな文法項目が出てきたので間違いも多くなってしまいました。
久しぶりにやったので忘れていることもあるかもしれません。
答え合わせと解説をした後、その先の問題を解いていってもらっていましたが、残り時間が10分を切ったところで、
「じゃあ、さっき間違えたところをもう一度やってもらおうか。」
私はそう言い、先ほど A 君がたくさん間違えてしまった、不定詞・動名詞・接続詞 といった問題をもう一度解かせました。
すると、結果はなかなか厳しいものに・・・
(ある程度こうなることを予想していたところはあるんですけどね。)
そして私は、A 君に言いました。
「今日の授業の最初に宿題のやり直しをさせたね。そしてこれ、今日だけのことじゃなくて前の授業でもやったよね。もうそろそろ『一度やって間違えたことを解き直しさせる』って、僕の思考のパターンわかってきたんじゃない?」
A 君は苦笑いをしています。
一度やったことをやり直しさせられるということを、頭ではわかっているんでしょうね。
あとは言われないでも自然とやり直しの時にできるよう、知識を覚え直ししながら問題を解き進める習慣をつけていってもらわなくてはなりません。
きちんとした習慣になるのはまだ先のことでしょう。
しかし、こういうやり取りの積み重ねが大切なのだと私は考えています。
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