【高校生指導】物理(波動)が全くわからないというYさんへ。現象を抑えていけば必ず理解できます。

ちょっと早いですが、生徒からバレンタインデーのクッキーをもらいました(手作りだそうです)。

ありがとうございます。おいしく頂きます。

 

本日から植田中学では学年末テストが始まっています。

生徒たちは学校から早く帰ってくることができるので、塾に早目に来てもらって勉強をしてもらいました。

明日も同じように、お昼から勉強してもらう予定です。

最後の一押し、がんばってもらいたいと思います。

 

さて、他の中学・高校もテストが迫ってきています。

今日は高1の Y さんに物理を教えていました。

波動の分野が次のテストで出題されるようですが、授業開始早々

 

「基本から全く分かりません。」

 

と、言われてしまいました。

とりあえず現在、「正弦波」が課題となっているようなのでそこを一から丁寧に説明していきました。

 

正弦波で難しいというか、生徒が混乱するのは、グラフの扱いです。

y-x で描かれているものと y-t で描かれているもので、何が違うのかよくわからないのです。

現実世界で簡単に見れるのは y-x グラフのほうなので、これをもとに説明をしていきます。

 

「波って、振動しながら進んでいくんだよ。縄跳びなんかを縦に揺らせば、波として進んでいるのわかるよね。」

「あれがいわゆる y-t グラフ。」

「この問題に描いてあるグラフは、『t=0 のとき』って書いてあるから、つまり縄跳びを揺らしてできた波を時刻 0 の時に写真家なんかに撮るとこうなっているっていうこと。」

「時間がたてば、この波は前に進んでいく。そして問題文に、『速さ 2.0 m/s』と書いてあるから、波は1秒間で 2.0 m 進む。」

「t=1 のとき、この波がどこまで進んでいるかわかる?」

 

そう言って、Y さんに t=1 の時のグラフをノートに描いてもらいました。

 

「じゃあ x=0 のところの y の値がいくつになったか見てみようか。t=0 の時は y=2 だったけど、t=1 の時は y=0 になったね。」

「つまりこの正弦波の y-t グラフは、( t, y ) = ( 0, 2 ) ( t, 0 ) を通ることがわかる。グラフをもっとたくさん描けば、y-t グラフの様子が良くわかるようになる。」

「まずは練習が必要だから、t = 2, 3・・・と、いくつかグラフを描いてみようか。」

 

そう言って Y さんにいくつかグラフを描いてもらいました。

正しい手順でやってもらえば、簡単に目的のグラフを描くことができました。

続く設問もサッと解き、Y さんに言いました。

 

「わかっちゃえばすぐにできちゃうでしょ?」

 

「わかっちゃえばそうですね。でもわからないんです。」

 

物理の苦手な生徒は大抵こう言います^^;

押さえるべきポイントがわからないんですよね。

物理は公式ではなく、何が起こっているのか、現象を抑えていくことが大切なのです。

Y さんにもそこをわかってもらえるよう、これからも指導を続けていきたいと思います。

 

本日の授業で正弦波と定常波の説明は一通り終わりました。

Y さんは数学の質問もたくさんあるそうなので(本当か嘘か、「数えきれないくらいあります」と言っています)、時間があるときに答えていくことを約束しました。

とりあえず明日の夜は少し時間が取れるので、そこで教えていこうと思っています。

 

学年末テストでは、皆にいい成績を収めてもらいたいと思っています。

そのためにも私にやれることはどんどんやっていくつもりです。

一緒に頑張りましょう。

 

—————————————-
こざかい学習塾
〒468ー0051
名古屋市天白区植田3丁目1505
OMレジデンス植田1階
TEL 052-846-3222 FAX 052-846-3233
web https://kozakai-juku.com/