私の事務机のある位置は屋外に面している壁にあるものですから、足元が非常に寒いです。
あまりに寒かったため、電気ヒーターを買いました。
安いものですが、部屋に一人でいるときはエアコンより暖かくて快適です。
これを使ってこの冬を乗り越えたいと思います。
昨日、高1の M さんが2学期期末テストの総合結果を持ってきてくれました。
その第一声が、タイトルにある
「これ以上ないくらい成績が上がりました(総合順位 84位アップ)」
でした。
(そのすぐ後に「あとはもう下がるだけです」というおまけつきでしたが^^;)
M さんが入塾したのは2学期中間テスト終了直後です。
数学と物理(と生物)を何とかしたいというのが、入塾のきっかけでした。
わからないところを自分で考えていてもなかなか解決できず、さらに部活動を一生懸命やっているということもあってなかなか勉強が効率よく進んでいないという状況でした。
入塾にあたり、面談・体験授業を実施したのですが、数学や物理で理解できないところは普通に説明を聞いてもらえれば問題ないとして、時間の確保をどうしたらいいかというのが課題でした。
こういう場合、当塾では時間を決めて塾で自習してもらうように促しています。
しかし、M さん名古屋市外に住んでいる生徒だったので、あまり頻繁に塾に来てもらうと体力的にきついのではないかという不安がありました。
(高校は市内の公立高校に通っています。)
M さんの体力的負荷に注意しながら、授業以外に1日自習に来てもらうことにし、授業と合わせて M さんの質問に私が答えていくという指導が続きました。
M さんはわからないことははっきりとわからないと言い、自分から質問することのできる生徒でしたが、なるべく私から声をかけて質問をつぶすようにしていました。
ある時期から M さんは、
「問題演習が進んでいないので今は聞くことがありません。」
と言うことが増えてきました。
M さんはこれを良くないことと感じていることがありましたが、これは私がそう狙った結果です。
個別対応指導をしていると、わからないことなどは授業でしっかり聞きたいと生徒は考えます。
しかし私は、なるべく質問を小出しにさせ、授業以外の時間で質問対応を済ませるだけ済ませてしまおうと考えて指導しています。
そうすることで、授業でたっぷりと演習時間が取れるからです。
問題演習は自分でもできると考えがちなのですが、成績の伸び悩んでいる高校生は、演習のやり方が甘く、できるようになるまで徹底的に演習をやり切るということができていません。
そのため、授業中に私は目の前で問題を解貸せることで、演習のやり方が甘くないか確認するようにしています。
こうしていると、筋のいい人は
「もっと徹底的にやらないと。」
と気付きます。M さんもその一人です。
こういった対応を続けていくうちに、テストが近づいてきました。
テスト前は部活が休みになったので、そのころになるとMさんはよく塾に通ってくれました。
今回の成績アップはこの M さんの努力の賜物です。
私が指導した数学・物理以外の教科も全教科で順位が上げるという素晴らしい結果でした。
「あとはもう下がるだけです」と M さんが言うのもわからなくはないのですが、勉強はまだまだ続きます。
さらに成績を上げるのは大変だと思いますが、上を目指して頑張ってもらいたいと思います。
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