中学生の子供を持つお母様とお話させてもらうと、スマホ・ゲームに関する悩みをよく聞きます。
具体的には
「うちの子は家でスマホ・ゲームばかりやっていて全然勉強しないんです。」
「夜遅くまでスマホ・ゲームをやっていていつも眠そうにしているんです。」
といったものです。
適度な使用であれば息抜きにもなるので問題ないと思いますが、あまりに度が過ぎてくると勉強時間が減ってしまったり、授業中に居眠りしてしまったりするので何とかしなくてはいけません。
学習塾でも避けては通れない課題です。
スマホ・ゲームに限らず、家庭学習の習慣がなかなかつかない生徒の対応として、
・生徒本人に勉強するを決めさせ、その時間に家に電話して勉強するよう声をかける。
・塾に呼んで自習させる。
・何時に寝たのか授業のたびに聞き、早く寝るように促す。
といったことはやっていますが、他にもやれることはないかと思い、「スマホ・ゲーム依存」について勉強しています。
スマホやゲームに依存してしまっている子供の気持ちもわかると思いますしね。
指導の上ではやはり「共感」が大切ですから。
以前はスマホはありませんでしたが、ゲームはありました。
(私も中学生くらいの頃はよくゲームをやっていました。)
しかし、少し勉強してみると、今の子供たちが置かれている状況は、かつての状況と比べて厳しいものであることがわかります。
・スマホは携帯性が高く、隠れてできるので家族が気付きにくい(対策が遅れる)。
・今のゲームには「クリア」が無いものが多く、いつまでも続けられる。
・ゲームの通知がどんどんスマホに来るのでやりたくなってしまう。
そして、スマホゲームの市場は2011年から2017年の6年間の間に20倍に拡大しているそうです。
これだけのゲームが生み出されているのであれば、スマホゲームにはまってしまっても不思議ではないように思います。
(正直言って、もし自分が中学生だったらかなりゲームにはまってしまっていると思います。)
こういった状況を知ると、子供たちが自分の力だけでゲームの誘惑を払いのけるのは不可能なんじゃないかとすら思えてきます。
だから、大人がうまくサポートしてあげないといけないのでしょうね。
本を読んでいってみると、家族や周りの人が取るべき対応が書いてあります。
私は依存症の専門家ではありませんが、やれることはやっていこうと思います。
—————————————-
こざかい学習塾
〒468ー0051
名古屋市天白区植田3丁目1505
OMレジデンス植田1階
TEL 052-846-3222 FAX 052-846-3233
web https://kozakai-juku.com/