高校では夏休み明けに課題テストを実施する場合が多いです。
そこで、夏休み明けの課題テストに向けて、何をするかリストにしてノートに書いてみることから始めます。
(生徒のノートに私が赤ペンで書きこみました)
例えば、課題テストが「数学ⅠA・ⅡBの実力問題を出す」とあったとしましょう。
「ⅠA・ⅡBの総復習をする」とだけ考えていては行動に移せません。
「〇〇という問題集の△ページから◇ページまでを1日☆ページずつやる」としたほうが、迷いが少なくなって行動に移しやすくなります。
勉強はただでさえ嫌なもの(と思う人が多いでしょう)です。
「勉強しよう」と思ったその時、「じゃあ何やろうか」と考えてしまうと、それだけで「やっぱり面倒だな」という気持ちが出てきてしまいます。
いちいち考えてから行動するというのは結構面倒なんですよ、実際に行動に繋がりづらい障害となります。
あらかじめ何をやるかを具体的にしておくと、嫌な?勉強を始めるときの壁(障害)がかなり小さくなります。
こういった小さな工夫を積み上げることで継続して勉強できるようになれば、勉強は習慣になります。
この夏、こざかい学習塾の生徒が皆、学習習慣を身につけられるよう一生懸命指導していきたいと思います。