今日は高2のBさんの授業をしました。
教科書に沿った定期テスト向けの授業です(教科は英語)。
Bさんには体験授業の際に学校の定期テストを見せてもらっていました。
そこで次のようなことがわかっていました。
①教科書の英文を題材とした並び替えや穴埋め、和訳の問題が多い。
②文法問題も教科書の例文か、学校で使用している問題集からそのまま出ているものが多い。
これをもとに、学習計画を立てて指導していきます。
本日は英語の中でも「コミュニケーション英語」という、いわゆるリーディングの指導をしました。
学校の宿題として、教科書の本文の和訳が課されているとのこと。そして、その和訳の確認を授業でやっているそうです。
先生の模範解答もしっかりノートにとってあります。これだけあれば、勉強はしっかりできます。
まず、模範解答の和訳と英文(学校の授業で解説を書き込んだもの)を対応させながら読んでもらいました。わからないところがあったら私が解説を加えます。
一通り確認が終了したら、今度は教科書の英文(書き込みなし)を見て和訳をやってもらいます。
その和訳を私が考察します。
このとき、「学校の先生がどこを見ているか」を伝えながら説明します。
「ここの文章、意味は模範解答といっしょなんだけど、主語と述語の対応関係がちょっとあやふやになっているから減点されるかもしれないよ。」
といった具合です。
一通り終了したら、今度は特に重要なところだけ英作文をします。今回は受け身の文や関係副詞といった内容でした。
定期テストを見る限り、並び替えや穴埋めがメインで完全英作文までできなくても大丈夫そうではあったのですが、しっかり力をつけてもらいたいと思い、完全英作文作成まで頑張りました。
Bさんは完璧にできないまでも、今の段階ではこれで十分です。なぜなら他の生徒はここまでやらないのでBさんは実力がかなり付くからです。
それに、「間違え方の傾向」が掴めたので、今後復習するときに自分の勉強の癖を意識することで勉強の効率が上がるでしょう。
宿題として、今日授業でやったことと同じことを1セクションやってくるよう言いました。
「次回の授業で小テストするから」と言って授業を終了しました。
小テストがしっかりできれば言うことはありませんし、できなかったとしても「勉強のやり方のどこがいけなかったのか」がわかるので、これを続けていけば必ずできるようにはなります。
間違え方の傾向、家出の勉強のやり方 といったものは生徒によってまちまちです。
一人ひとりの勉強の癖や家庭での学習の取り組み方を個別対応指導していくことで、個々の生徒の学力を着実に上げていくのがこざかい学習塾のやり方です。
来週は、Bさんにもう1科目の「英語表現」、いわゆる英文法ですが、こちらの指導をする予定です。
どちらも次回のテストでしっかり結果が出せるよう、責任をもって指導していきたいと思います。