英文を速く読む

先日、入試の過去問や模擬テストで、「英語の問題を時間内に解けない」というある中3生と話をしました。
話を聞いてみると、
- 時間をかけて読めば理解はできるけど、速く読むことができない。
- 読めないところがあってそこで止まってしまうというより、全体的に読むのが遅い。
- 問題を解くとき、答えになるところを見つけてからそこを訳すのには時間がかかるのではなく、答えになるところを探すのに時間がかかる。
ということでした。
これまでに、中3生には長文の和訳を何度かやってもらっていたのですが、この生徒は私の見る限り、
- たまにわからないところがあるものの、単語、文法はそこそこ理解している。
- 辞書を使えばほぼ正しく訳せる(単語に課題はあっても読むための文法はほぼOK)。
という感じ。
そこで、実際に読んでいくスピードがどの程度なのか、口頭で訳をしてもらって確認しました。
聞いてみた感じ、そんなに速くはありませんでした。
ちょこちょこ詰まっています。
しばらく聞いていると、どんなところで詰まるのか、傾向が見えてきました。
どこで遅くなっているのは、前置詞+名詞、不定詞、関係代名詞が出てきたときでした。
これらに共通するのは、「後置修飾」であるということ。
前から読んでいって後ろにある修飾部分に気が付き、後ろから訳し始めるものの、前に書いてあったことを忘れたり見失ったりして訳が止まる。
そんな感じなのではないかと感じました。
そこで、実際に訳をしてもらいながら、後ろから訳すのではなく、前から順に意味の塊ごとに訳すとわかりやすいこと。
不定詞や関係代名詞が出て来たらその前でいったん句切ると訳しやすいこと。
重要なのは主語と動詞で、最悪、修飾部分は飛ばしても何とかなることが多いことなどを教えました。
(既に何度か教えていることですが、改めて説明)。
練習したのは20分程度でした。
後日、もう1回練習をしてみたのですが、この時は単語で詰まることも多かったです。
初めに読んでもらった英文は和訳をしてもらったものだったのですが、2回目は1回読んだ英文ではあるものの、和訳はしていないものでした。
その辺りの違いが出たみたいですね。
問題の解き方って、ちょっとコツを聞いてすぐに上達する者でもありませんからね。
使いこなすには練習する必要があります。
模擬テストを時間内にやれるようになるまで、もうちょっとこの練習を続けてもらおうかなと思っています。
もちろん、それと並行して基礎のおさらいも進めていってもらいたいですね。
問題の解き方、テクニックというものは、基礎となること(単語や文法の知識)が身に付くことで大きな力を発揮するものですから。
