がんばっている生徒のがんばりを実際に見るのは難しい

今日から、天白中・原中で定期テストが始まります。
対策の最終日となった昨日は、最後の小テストと、その解説を行いました。
直前まで「できなかったこと」「あいまいだったところ」を一つずつ確認し、少しでも整理してから本番を迎えてもらうための時間です。
昨日できなかったことが、今日・明日のテストで一つでも多く「できる」に変わっていることを、心から願っています。
こうした定期テスト対策の期間中、改めて感じることがあります。
それは、がんばっている生徒ほど、その「がんばり」が見えにくいということです。
この2週間、日曜日を開校して中1・2生の定期テスト対策を行っています。
一方で、中3生については、日曜日の通塾を義務にはしていません。
塾に来て勉強してもいいし、家でやっていてもいい。
そうしているのは、中3生が9月以降、平日は4~5時間、土曜日は8時間ほど、ずっと塾に来て勉強を続けてくれているからです。
正直なところ、何か用事を入れるとしたら日曜くらいしかありません。
家族の予定もあれば、友だちと予定を入れたいと思うこともあるでしょう。
床屋や美容院、通院など、人それぞれ「どうしても外せない予定」もあります。
だからこそ、日曜日は無理をさせないようにしています。
そんな中で、1人だけ。
この2週間、毎週日曜日に必ず塾に来ている生徒がいます。
それも、開校してすぐに来て、最後まで。
誰に言われたわけでもなく、当たり前のように。
これだけ勉強できるのは、正直すごいと思います。
ただ、すごいのは「長時間机に向かっていること」だけではありません。
本当にすごいのは、勉強を最優先にして、他の予定をきちんと整理していることです。
友だちとの予定、家族の予定、身の回りの用事。
普通に生活していれば、何かしら予定は入ってくるものです。
それらを「後回しにする」「ずらす」「調整する」。
これができなければ、日曜日に塾に来続けることはできません。
机に向かって集中して勉強する。
それももちろん大切です。
でも、勉強を優先できるように時間を調整するって、もっと大切だと思います。
誘惑はたくさんあります。
だからこそ、これは簡単なことではありません。
ちなみにこの生徒、中3の中でもかなり成績優秀な生徒です。
「成績がいいからできる」のではなく、こういうことをやれているから成績がいい。
改めて、そう感じさせられます。
「勉強しているのに成績が上がらない」
そう言っている人には、この生徒の姿勢をぜひ見てほしいと思います。
他の生徒が塾に来ていないときに、この生徒は来ています。
他の生徒が塾に来る前に、この生徒はもう来ています。
がんばっている生徒のがんばりを実際に見ることは、案外難しいのかもしれません。
だってその生徒と、同じように行動していないと見れませんからね。
だからどんどん差がつくような気がします。
派手なことではなく、地道な積み重ね。
これを続けていれば、そりゃあ、差もつくわけです。
こういうことを当たり前にやれる。
本当に立派だなと思って見ています。
