反省は「行動を変えること」

日々の学習の中で、
「うまくいかなかった」「思うように進まなかった」
ということは誰にでもあります。

塾では毎回、学習後に反省を書いてもらっていますが、
その内容を見ていると、よく次のような言葉が並びます。

  • ○○をやれなかった
  • ○○をやっておく
  • ○○をやっておきたい

もちろん、何も書かないよりは前進です。
しかし正直に言えば、これだけでは反省になっていないと感じることが多いです。


「やれなかった理由」まで考えてこそ反省

本当に必要なのは、

なぜ、やれなかったのか

を考えることです。

時間がなかったのか、他のことを優先してしまったのか、そもそもやる気が出なかったのか、理由をはっきりさせない限り、次の行動は変わりません。

また、「やっておく」「やっておきたい」と書くなら、

いつやるのか

まで決めておかないと、そのまま何日も過ぎてしまいます。

そして数日後、

  • 実際にやれたのか
  • やれなかったのなら、なぜなのか

ここまで振り返って、次の改善策を考えて初めて「反省」になります。


難しい理由はシンプルです

ただ、これがとても難しい

なぜかと言えば、本当の意味では反省していないからです。

  • やれなかったけど、正直やる気はなかった
  • 「やる」「やりたい」と書いているけれど、実際にはやるつもりはない

こうした気持ちが、自分でも気づかないうちに心の奥(潜在意識)にあります。

勉強をしたくない。
楽な方に流れたい。

その気持ち自体は、誰にでもあります。
私もよく分かります。

でも、その弱さから目をそらしたままでは、何も変わりません。


最低限、自分の言葉で認めること

まず必要なのは、

「やりたくなかった」
「後回しにした」

と、自分の言葉で正直に認めることです。

そこを認められたとき、初めて「じゃあ、どうするか」を考えられるようになります。

そして、行動を少しでも改善できたとき、成績はきっと上がっていきます。


行動を変えるための仕組みとして

塾では、学習がうまくいかなかったときの行動を促す一環として、

  • 再テストを実施する
  • 土曜日に補習を行う
  • もう一度塾に来てもらう

といった対応をしています。

「塾に来る」という行動が、そのまま「勉強する」という行動につながるからです。

気持ちだけに頼らず、行動が変わる環境をつくることも大切だと考えています。


これからも大切にしたいこと

反省は、書くことが目的ではありません。
成績を上げるための道具です。

  • なぜできなかったのか
  • 次はいつ、どうするのか
  • 行動は本当に変わったのか

そこまで一緒に考えながら、
これからも指導を続けていきたいと思います。