開校して間もないのですが、小学生の指導に関するお問い合わせを複数いただいています。
あるお母さまには学校のテストを持ってきていただきました。
持参していただいたテストをもとにいろいろと細かいお話をしました。
「なかなか難しいなあ」というのがテストを見た率直な感想です(特に算数)。
そういえば以前、こんな話をあるお母さまから聞きました。
「私、〇〇県(愛知の近隣)から引っ越してきたんです。以前の小学校では子供が90点くらい取っていたのに、名古屋に来てから点数が一気に下がっちゃったんです。名古屋の小学校ってレベルが高いですね。びっくりしちゃいました。」
さて、私は岐阜県の郡上市出身です。
私が小学生だったころ(学年は忘れました)、東京から転校生が来ました。
私は学校の成績はどちらかといえばいい方で、当時はそろばんを少しやっていたこともあり、計算のスピードにもそれなりに自信を持っていました。
しかし、その転校生の計算スピードには全くかないませんでした。
それだけでもびっくりしたのですが、その子に聞いてみると、
「俺、そんなに計算早くなかったよ」と言うからさらにびっくりです。
子供ながらに、「東京の子はどれだけ頭がいいんだろう」と思いました。
私の思い出話は何しろ昔のことですが、ただ、一般に大都市圏の子供たちは学力が高いといわれています。
全国学力テストの結果を見てみても、政令指定都市の結果は所在する都道府県の平均正答率より高くなっています。
そうであれば、学校の授業やテストも大都市のほうが難しくなるのが自然な流れです。
勉強が苦手な子にとってはなかなか厳しい現実です。
そういった子たちの助けになる。
どんな優秀な子供でも「初めから、何もしないのに」できるわけではありませんし、子供の可能性は無限でしょう。
子供達一人ひとりの持てる力を引き出し伸ばすことが
こざかい学習塾の存在意義であると強く思う私です。